角敏郎さんの作品展からもう一点ご紹介したいと思います。ギアがたくさん付いた機械の様な姿でありながら、どことなくユーモラスな感じも受ける作品です。「マザー」Motherというシリーズのひとつで、そう言われれば確かに母性を表しているのが分かりますね。
ふたつの万華鏡はそれぞれ2ミラーシステムと3ミラーシステムで、先端部分には血液の流れをイメージしているのでしょうか、赤いイメージのオイルセルと青いイメージのオイルセルが付いています。中心の取っ手を回すとギアを伝わってふたつの大きなギアが回転し、内側にあるオイルセルを回転させる仕組みです。覗くとメタリックなボディーの中で、“生きている”感じを受ける映像です。首にあたる部分を引き上げて回転させると万華鏡の位置を変えることができ、映像のヴァリエーションを増やしています。
8月17日のブログでも同じシリーズの作品をご紹介しましたが、この作品よりもう少しなまめかしい(?)姿でした。
見た人にこれは何だろうと思わせる作品、覗いてみてびっくりする作品、思わず笑いを誘われる作品など、角さんの独特なアート表現の向こうに作者の主張が垣間見えるような気がします。
ふたつの万華鏡はそれぞれ2ミラーシステムと3ミラーシステムで、先端部分には血液の流れをイメージしているのでしょうか、赤いイメージのオイルセルと青いイメージのオイルセルが付いています。中心の取っ手を回すとギアを伝わってふたつの大きなギアが回転し、内側にあるオイルセルを回転させる仕組みです。覗くとメタリックなボディーの中で、“生きている”感じを受ける映像です。首にあたる部分を引き上げて回転させると万華鏡の位置を変えることができ、映像のヴァリエーションを増やしています。
8月17日のブログでも同じシリーズの作品をご紹介しましたが、この作品よりもう少しなまめかしい(?)姿でした。
見た人にこれは何だろうと思わせる作品、覗いてみてびっくりする作品、思わず笑いを誘われる作品など、角さんの独特なアート表現の向こうに作者の主張が垣間見えるような気がします。