冬の間、店のオーナーの口から話題に上らなかったヤギ。
それですっかりもう諦めたものと思っていたのです。
ところが先週日曜日の朝、人の顔を見るなり
「ヤギ、見に行こうか。すぐ近くにいるから」と、のたまうではあ~りませんか。
「また~、本当に?ヤギは飼いませんから」
それから20分後、私は首輪をつけ鎖に繋がれたヤギの前にいました。
元来、動物好きなゆえ、この手のユーワクに極めて弱いのでした。
とある倉庫の敷地内、芝生に生える草取り要員として、ヤギは働いていました。
しかしこのヤギ、♀なのに体長は80㌢以上、角もけっこう立派です。
ハイジのユキちゃんとは大違いじゃない。(あれはヒツジだっけ?)
こわごわ近づくと、ヤギも見なれぬ人影に警戒し、とっとこ逃げていく・・・。
しばらく離れて様子を見ることにしました。
どうやらヤギは鎖の届く範囲のクローバーをすべて食べ尽くしてしまい、
何とかしてクローバーを食べようと、鎖を引き千切らんばかりにしているのです。
クローバーが好きなのでしょうか?ヤギは。
試しに摘んで差し出すと、先ほどの警戒心はどこへやら、
ものすごい勢いで走ってきたかと思うと、
手からムシャムシャ、クローバーを一心に食べはじめたのです。
それから何度かクローバーを与えてやり、
ついでに抜けかけた冬毛を梳いてやるころには、
ヤギは、すっかりご機嫌のようす♪
大きな身体でぴょんぴょこギャロップは踏むし、
おいで~と呼べば尻尾をふりふり駈けてくる。
なんだか、ヤギもカワイイじゃない。
んっ!? いけない。カワイイと思ってしまった!!!
く~~、これではすっかりオーナーの思うツボ。
2007年、ヤギ問題はじりじりとまだ続くのでした。
おだやかな顔をしています。白いヤギと緑の草原。そして動物大好き人間の登場。楽しませていただきました。
白いヤキを見るとユキちゃんと呼んでしまうのです。
花がたみさん、
ユキちゃん連れて、お散歩に行って行って~!
見に行きたいわぁ
新しい店員さんの採用、決定。
お仕事は雑草の管理。
それにしても、写真の山羊さんは上品な顔立ち。
どこぞのマダムの風格です。
郷里にいた頃は、栄養源として家庭でヤギを飼う人がいました。同級生の男の子が、登校の途中で空き地につなぎ、放課後に連れ帰っていたのを思いだします。
ギターの弦にクローバーを挟み込んで、口で引き抜く際の音に合わせて、谷川俊太郎の詞を朗読するのもいいですね。
そのときのkakyoさんのシコ名はキタです。
ヤギキタ道中、いちご動物園、あるいは、シュッレッターがわりに飼ってもいいですよね。
使い道は、いろいろある気がします。
私ならまず、色を染めてシマウマにしてシマウマ。
画像を取り込んでみて、私も思いました。写真写りのいいヤギさんです。
◎ゆかりんさま
今度この子を一緒に見に行きましょう♪
店から車で15分ほどの近さ。飼うのなら余り大きくならない種に。。。飼う事になったらたまにお貸ししますよ。
◎つぐまるマダムさま
ユキちゃんみたいにカワイイとよいのですが、
ヤギってきかん気が強いそうです。
お散歩できるかなあぁ。
◎きむさま
決定です?まだ3割がた、気持ち、抵抗しています。
◎映さま
本当に写真写りのいいヤギさんで!見えないところは毛が抜けかけてボサボサなんですよ、実は。
ヤギのミルクは飲んだ経験がありませんが、どんな味なんでしょうか?
◎元黒ヤギさま
ほんと、どうぢたものやら。
車の助手席にいたらおかしいですよね。
あたたかく見守ってください。
それと、中学生の頃に読んだ外国の短編ですが、(題名は忘れた)ざっと、こんな筋だったと思います。
自由を求めて飼い主のところから逃げ出したヤギ(雌だったかしら?)、夜、狼に襲われます。ヤギは必死で抵抗し抵抗し続け、曙の光を見たとき、満足して倒れる。
もう一度読みたい。
ほぼ日で、GWスペシャルウィークとして、
メールするとお返事がランダムに返ってくる企画があったんです。
http://www.1101.com/ohenji/index.html
ヤギのイラストにのせられてメールをした私でしたが、
ランダムな返信だけに、ちぐはぐなメールが返ってきて(苦笑)ご用はな~に?でしたが、
それはそれで楽しめました。
外国の短篇、崇高な魂の昇華を感じますね~。
投稿の目印をクリックしたとたん、パソコンが変な音響を出した。
あーあ、驚いた。