鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

こざるの仕業。

2007-08-26 | 日々のこと。


おわらの前夜祭にひたりながら、
実家での祖母の17回忌の法事にでました。
17回忌ですので、内輪だけで行なわれました。

集まるのは大人ばかりの予定でしたが、
伏兵が一人、弟の下の子・Nヤも出席です。
この春小学校1年にあがりましたが、
今だ人間になりきれない、甘えん坊のこざる。
お寺さんを待つ間も、きれいに並べた座布団の上を、
ぴょんぴょん、跳ねまわっています。

ところで彼の近ごろのブームは「ごまちゃん」。
世間ではとっくにブームが去っているのに、なぜか今。
こざるめ、ちょっと静かになったなと思ったら、
長卓の下にもぐりこんで、
「ねえねえ、ここにぼくがいること内緒だよ、わかった?」
「は~い、わかりました」
返事をしながら、ふと仏壇をみると、
お寺さんの座る座布団に「ごまちゃん」がいます。
ふっ。
思わず吹きだしてしまいました。

そこに置いたこざるの仕業もなんですが、
すかさずデジカメを向けたオバの私も、
問題ありかしらん。

おばあちゃん、こんな孫と曾孫をどうか許してね。
願以之功徳~~。





見ごたえ、聞き応えありの残り4日!

2007-08-26 | 八尾だより。


昨夜の上新町での前夜祭は、土曜日ということもあって、
予想通りの人出でした。
日が沈みはじめるころ、
鴇色をした上新町の雪洞に明かりが灯り出します。(字:高橋治氏)
GWに蔵の整理のお手伝いさせていただいたゆりさんが、
同じ富山県内から友人と遊びに来られましたが、
あまりの人出に仰天されていたほどです。

午後8時から町の上手と下手に2回町流しが行われたあと、
上新町恒例の大輪踊りが1時間。
ほぼ1年ぶり、しっかり1時間踊りを楽しませてもらい、
終わるころには着ていた浴衣が汗だくになりました。
演舞する踊り子さんや地方、
舞台設営をする裏方さんの苦労に感謝して、
楽しませてもらいました。
ゆりさんたちも踊りに加わって楽しまれ、
お帰りのときの満面の笑顔が、その全てを物語っていました。

さて躍って遊んでいる間、
店は電気を消しカ-テンを閉めていました。
にも関わらず、あれ?人が……店へ入っていく。
これはまずいと、オーナーが輪を抜けて接客に。
こんな風であるからして、売上なんて、推して知るべしです(苦笑)

今夜、前夜祭7日目、福島が終わりました。
残るはあと4町。
月曜は石畳の坂が続く諏訪町、火曜は石垣の西町、水曜は花街の面影残す鏡町。
前夜祭最終日は独特の節回しが特徴の天満町。
いずれも見ごたえ、聞き応えがあります。
(踊りより地方聞きたい派)