こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

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私にしかできないコンサート

2014年11月19日 | コンサートなど
今回は、ちょっとばかし自慢っぽいことを。

今日(11月19日)は山野里小学校学童保育の時間におじゃまして、連弾コンサートをしてきました。

例によって、相方の西川先生はニコニコとわたしのやることについてきてくださいます。

私はというと、大勢のやんちゃ坊主を前に、まずはなかなか静まらないのを

「人が前に出てきて何かしようとしてる時はまずは、聞く!」

というルールから説明。

曲の説明もなるべくわかりやすく、面白く、と工夫しているつもりがそれがアダとなり、まあ突っ込んでくるわ、くるわ。

ギャングエイジのパワーを久しぶりに浴びた時間でした。

演奏してても後ろで、横で、ささいなことから私語が始まり、なかなかうるさい。

一曲目が終わり、さっそくおばさんはお説教。

「君らなあ、人が演奏してる時にごそごそ話をするのは失礼やで。よっぽど退屈なら仕方ないけど、そうでないならまずは静かに聴き。」

まあ、一曲目はよく知られた名曲とはいえ、小学校低学年が知るよしもなく、興味を示さないのは仕方ないかな、と思いつつ、それでもマナーというものは知っといて悪いものではない、というスタンスからぽんぽん注意の言葉が出てきます。

2曲目からは「おもしろ連弾」シリーズや世界各国のリズムに乗せた聴きやすい曲を集めたので、ゴソゴソしてても、聞くべき時に集中できる時もあったりして、思わずほめたりもするのです。

プログラムが進んでいって、何番目かで曲がバシッと決まってかっこよく終わった・・・・・!

と、思ったのに、

子どもたちはぽかん、としてる・・・汗。

思わず、

「拍手!」

と、声をかけます。思い出したように拍手する子どもたち。

なるほど、このような機会がそうそうあるわけでなく、演奏が終わったあとの拍手のタイミングもわからないというわけです。

そんなチビちゃんたちを相手に、まあ、なんともコントのような、コンサートが終わったのです。

上級生の女の子たちはおとなしく聴きながら、そんな私のハッスル!?ぶりをあきれて見てたようですが、

・・・・・そうだなあ。


私も、わんぱく盛りがおとなしく演奏を聴いてくれるなんてハナから思っている訳ではございません。

ただ、「音楽を聴く」ということがどういうことで、しかも生身の人間が目の前でしている時にどんなことをすると不愉快で、どんな態度だと嬉しいと感じるかということを伝えることは大事だと思うのです。

何回も会を重ねているからこそ言える、少々の無遠慮な注意も、顔を見知っているからこそ。

私たちがこの子達の前でしたことの意味がなんだったのか、歳を重ねた時にこの子達が感じることがあってくれたら、それでいい。

そして、そのことはそれぞれの未来に委ねて、私は今、このときの、はじけるような未熟だけど大きな可能性を持つ子どもたちを相手に、つたえたいことを、私のやり方で伝えていく。それだけ。


でも、誤解しないで欲しいのですが・・・・。

文字では伝わりにくいのですが、あくまで注意は明るく、でもはっきりと、伝えているのですよ。

決して叱りつけるような言い方をしているわけではございません。

その雰囲気は、実際に聴きに来ていただきたいなあ。

自分で言うのもなんだけど、こんなおばさんの注意も半分楽しんでくれながら、音楽を聴いてくれているんですよ。(説得力ないか・・・・笑)






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