俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月13日(木)

2022-01-13 15:24:08 | 日記
晴れ

●「俳壇」四月号への原稿依頼。信之先生と相談して、五名を決める。午後、電話で返事を聞いて、くわしい情報をメールする。

●「松の花」(一月号)(松尾隆信主宰)に句美子の「俳壇11月号」掲載の
<コスモスのはじめの花の一二輪 句美子>の解説が掲載され、その号が送られて来る。

現代俳句管見ーー俳誌より (俳壇11月号より)
コスモスのはじめの花の一二輪 髙橋句美子
「コスモス」というと無数の花が咲き満ちている景が浮かぶが、「はじめ」には桜の開花などと同じように魁となるものが存在する。その「一二輪」を詠んでいる。(松尾清隆)

このごろ、私の句と、句美子の句が、ぽつぽつ取り上げられるので、そのたびお礼の返事は出しているものの、混乱しそうになる。



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1月12日(水)

2022-01-13 14:59:16 | 日記
快晴

●はがきをポストに入れるために駅前まで。快晴の青空を見て、家に引き返すのはもったいなくなった。家を出て来たその足で、手ぶらの不用心な形で、今日の富士山はどんな様子が見に上る。何ももたない身が軽い。思えば、子どものころ遊びに行くときは何も持っていなかった。そんな感覚が蘇った。いつもの林に今日は鵯さえ啼いていない。ときどき緑の葉の塊から浮き立つように小鳥が飛び立つ。目白だろう。無患子の大振りの実が青空にくっきり。藪椿が控えめに咲く。

林をあとにして西へ道をゆくと富士山が見える。頂上は、厳格に雪を冠り、山襞が尖っている。今日の快晴はすばらしい。みなとみらいの小さい塔や煙突、ビルがこまごまおもちゃを置いたように見える。山もはるかまで、小さい山がぽつぽつあるのまで。富士山の手前の山は丹沢かもしれない。全展開の眺めだ。

●今日は郵便が遅い。夕方近くなって、「俳壇」から原稿依頼。4月号の企画「春を寿ぐーー四字熟語」。花冠に割り当てられたのは、五名一人一句で「落花流水」をモチーフに詠む。五名を候補に挙げてみた。四名は揺らがないだろう。あと一名が揺れる。重要な選択になった。今日はおく。

●敬二さんからの年賀状が届く。住所に3丁目を書き落としたために、もどって来たそうだ。敬二さんと奥さんの写真。敬二さんは脳こうそくの治療と合わせて食事療法をされたのか、顔だちがすっきりとしている。言語脳の損傷で、言葉が出にいとのことだったが、自力で頑張って俳句を書かれている。「俳句と合唱ははなさない。」と、New Year's Resolution.

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