俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月21日(金)

2022-01-21 14:35:31 | 日記
晴れ

●美知子さんから「類想句」の問い合わせ。まず、それが類想句かどうかの判断がいる。次に、句集に含める場合はいいとして、年鑑に一句出す場合は世に誤解を招かないということがある。著名人の句の方が後に発表されたとしても、著名人ではない人の句は、取り下げねばならぬのだろうかという疑問がある。類想句でないなら強気でいくか、それでも考えて、遠慮するか。本人の気持ち次第か。信之先生に相談。「出したければ、出せばいい。」と言う。私は、「大問題になったら、応援します。」と返事。

同じ句ができる場合があるし、類想句もたくさんできるだろう。なぜ同じ句ができ、類想句ができるかが問題。俳句の宿命といいきれないのではないか。
私見としては、俳句のリズムやブレスは、指紋のように個人によってちがうのではないかということ。

だいたい、一句を声を出して、読めば、普通、13秒から14秒。俳句を英訳する場合、ストップウォッチで計って、日本語俳句と同じように13秒から14秒に収まるように、3-4-3音節を基本に英訳したことがある。この方法は誰も使ってはいないだろうし、誰も評価しないが、案外うまく行っていると思う。

コメント
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