俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月21日(火)

2017-11-21 15:15:53 | 日記
   琵琶湖
★平らかな湖水に向きて冬はじめ  正子
「平らかな湖水」に日本で最大の面積と貯水量を持つという琵琶湖のイメージがすっと入って参ります。琵琶湖一杯に水を湛え何処までも澄み渡る湖面に向けば、遠山の色、湖に浮く鴨の光景も視野に入り、新鮮な冬の始めを感じられる大きな情景が見えて参ります。(佃 康水)

○今日の俳句
牡蠣揚がる瀬戸の潮を零しつつ/佃 康水
広島は、牡蠣の産地として知られていますが、牡蠣の水揚げを間近に見て詠んだ句があります。潮を零しながら、しかも瀬戸の、と具体的な詠みに情景がくっきりと浮かび上がっています。(高橋正子)

○地縛 (じ縛り)

[地縛/横浜日吉本町]

◇生活する花たち「皇帝ダリア・柚子・檸檬(れもん」(川崎市高津区子母口)

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