俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月24日(金)

2017-11-24 12:59:39 | 日記
★あかるさは林檎の花の帰り咲く  正子
旱天が続いたり、台風などで木が傷めつけられた年におおく咲く帰り花は、小春日和のころ暖かい日が続くと、花の季節が終わってしまった林檎の木にも季節外れの花が咲き、あたりを明るく気持ちよくさせてくれます。(小口泰與)

○今日の俳句
冬霧の覆わる丘の灯しかな/小口泰與
詩情のある句。冬霧に覆われた丘に静かに点る灯が、なお柔らかな灯となっている。冬霧の季語が効いている。(高橋正子)

○白樺黄葉

[白樺黄葉/東京大学・小石川植物園]

★白樺のまれにはななめ秋晴るる/皆吉爽雨
★大鹿の村の白樺黄葉す/小屋番
★正午(ひる)の陽の白樺黄葉快活に/高橋信之

 メルヘン街道!八千穂高原白樺林の黄葉(長野の観光・旅行/長野の観光スポット)
 八千穂高原の白樺林の広さは東洋一!特に秋の白樺林の紅葉は素晴らしい!その年の気象条件により異なりますが、いい年・いい時期には一斉に色づく「黄金色に輝く白樺林の黄葉」が見られます。(ネットより http://allabout.co.jp/gm/gc/51977/2/)

 シラカンバ(白樺、学名:Betula platyphylla)は、カバノキ科カバノキ属の落葉樹の1種。樹皮が白いことからこの名がある。別名はシラカバなど。温帯から亜寒帯地方に多く見られる。基変種であるコウアンシラカンバ Betula platyphylla var. platyphylla とそれにごく近縁にオウシュウシラカンバ Betula pendula は、アジア北東部・シベリア・ヨーロッパの広い範囲に分布する。日本産変種である Betula platyphylla var. japonica は、福井県を西端、静岡県を南端として北海道までの落葉広葉樹林帯と亜高山帯下部に分布する。日本の高原を代表する木の1つである。主に長野県や北海道に多い。
 明るい場所を好み、成長が早い。ブナなどの暗い場所を好む樹木にとって代わられて、通常は一代限りで消えていく。高さは20〜30mになる。幹は30cm〜1m程でまっすぐに伸びる。枝は多岐に別れて伸び卵形の樹幹を形成する。外皮は薄く、黄色みを帯びた白色で光沢があり、紙状に剥がれる。葉は対生して生え、卵状菱形もしくは三角状広卵形で周囲は鋸葉状。長さが4〜10cm、幅は3〜6cmほど。秋には黄色く紅葉する。花期は春。雌雄同株で、5cmほどの雄花は長枝の先から尾状に垂れ下がる。雌花は短枝に4cmほどの花穂をつける。


◇生活する花たち「茶の花・茶の実・欅黄葉」(川崎市宮前区野川・影向寺)
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