俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月23日(火)

2021-03-23 13:27:12 | 日記
晴れ

●金蔵寺の桜が6,7分咲く。東京は満開とのこと。

●コロナとお父さんの世話でどこにもいけないだろうからと、日曜日ごとに句美子がいろいろ本を持ってきてくれる。花や植物、料理、英語の本など。毎回5.6冊。

この前の日曜日に「Pompeii: Tiro'Story」と「Twelve Years a Slave」というのがあった。オックスフォードのラダーシリーズ。たまたま持ってきたのだろうが、どちらもslaveが主人公の話。イタリアとアメリカの話。

ローマ帝国時代ののslaveは、話すだけでなく、ラテン語もギリシャ語も読み書きできる。主人の要望で、手紙などを読んで聞かせるが、自由になることはない。食べたいときに食べ、眠りたいとき眠るということはない。アメリカのslaveは知っての通り、鞭がつきもの。free なslaveもいるが、誘拐され、奴隷商人に売られまたslaveとなった人の話。二つは、slaveの意味が違っている。

イギリス王室を離脱した夫妻も人種差別問題を口にしているが、文化の伝統や社会や政治制度の違いもあったり、主観も働いて面倒な問題だ。アメリカの話のなかにfree paper というのがでてくるが、これは無料配布紙のフリーペーパーではなく、slaveではないfreeの身である証明保証書。その意味を確かめるのに、辞書の奥の奥、その奥くらいまで検索したら、日本語の訳語はなかったが、その意味はあった。
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