俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

7月28日(土)

2018-07-28 10:09:56 | 梅林
★さくらんぼみどりあかるき茎が縦横  正子
 春、他の桜に遅れて白い花をひらき、6月から7月の頃熟して紅から紫紅色となり、数個寄り合って明るい茎をたずさえている。皿に盛るとその茎が縦横になつて、食欲をそそります。特に夏の果物として喜ばれますね。(小口泰與)

○今日の俳句
湖へ虎杖の花咲きいそぎ/小口泰與
湖のほとりに虎杖の花が咲き急いでいる。夏が短い北国を思わせる。虎杖の花は小さく白い。散れば葉に埃がかかるように散る。夏の短さも、花のもろさも、みな移ろいやすさでえある。(高橋正子)

●台風12号が首都圏を逸れた。東海地方に上陸、その後西日本を縦断。大雨の被災地を台風が襲う模様だ。

熱中症について思うのだが、水に注意とは言うものの、体の微弱状態が悪いらしい。体験的に、睡眠不足は体の微弱状態を作るので、いけないのではなかろうか。それを思いついて、ラジオ深夜便を聞くのをやめた。それからは睡眠不足のけだるさなくなって、ほぼ元気。

夏草の吹かるるさびしさ台風余波   正子
遠台風朝の雨粒草草に       正子
台風過ぎ涼しさありて何かせむ   正子
涼しさに夫の咳が刻まれる     正子
コーヒーの膨らむ泡に虹いくつ   正子
大夕焼け東に浮かぶ月も入れ    正子
ビルの間のどの空々も夕焼ける   正子

○グラジオラス

[グラジオラス/横浜日吉本町]

グラジオラス (Gladiolus) は、アヤメ科グラジオラス属の植物の総称。日本には自生種はなく、園芸植物として植えられている。別名、トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)。名前は古代ローマの剣であるグラディウスに由来し、葉が剣に類似していることが根拠と言われる。日本では明治時代に輸入され、栽培が開始された。根は湿布薬の材料に使われる。

◇生活する花たち「月見草・大賀蓮・のうぜんかずら」(横浜・四季の森公園)

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