俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月27日(日)

2022-03-27 11:02:26 | 日記
曇り、ときどき晴れ

桜餅手作りの色淡きかな      正子
衣を干せる下にパンジー溢れ咲く  正子

●桜の満開宣言。都内中心部、高知、福岡の桜が満開とのこと。句美子が桜大門をぬけて来た時、桜が満開だったと教えてくれた。それじゃあと、4時半ごろ信之先生を連れ出して3人で金蔵寺の桜大門へお花見行った。昨日の暖かさで一気に満開となったのではないだろうか。昨日は5分咲きほどだった。

●句美子が約束どおり桜餅を作って持ってきてくれた。今は道明寺粉に色がついているとのこと。色染めの粉が足りなくなって白いのを混ぜたというが、ちょうどいい、かわいい色合いになっていた。

●名古屋の敬二さんご夫妻から電話。おとといだったか、お見舞いかたがた電話した返事。まだ言葉が出にくそうだったが、お元気な様子。

●たまたま今日劇場中継の9月大歌舞伎『東海道四谷怪談』を見た。コロナで時間制限があって、「陰忘堀」のところまで。

伊右衛門は色悪の色気に、仁左衛門とすぐわかったのだが、お岩が玉三郎とは気づかなかった。しなやかな仕草に、玉三郎ではないかと思い見ているうち、やはりそうだった。「孝玉コンビ」の美男美女で演じるのは38年振りとのこと。玉三郎さんは71歳だって!鉄漿を塗る筆の扱い、「髪梳」の場面を、延々と見た。ホラーながら、年寄ると情念物は不謹慎ながら笑いそうになる。

仁左衛門の孫の片岡千之助がお梅、小仏小平 が中村橋之助の若手。千之助のお梅はういういしく可愛らしい。小仏小平の若々しく目を開くところは魅力的で、日曜の夜を楽しんだ。 







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