★一月はわが誕生月よ静かなれ 正子
一月は一年の始まりで、何かと喧噪的な時期ですが、ゆっくりと静かに過ごしたいと思う、その気持ちの誕生月です。(高橋秀之)
○今日の俳句
獅子舞に頭を向けて走り寄る/高橋秀之
獅子舞の獅子に頭を噛んでもらうと元気な子になるとか。恐ろしい獅子に向かって走り寄るのは、果敢で愉快な男の子。(高橋正子)
○新年ネット句会!
ご挨拶(高橋正子/主宰)
◆新年ネット句会◆
ご挨拶(高橋正子/主宰)
あけましておめでとうございます。全国的に寒波が押し寄せて、雪が降ったところもたくさんあったようです。横浜も元旦のお昼過ぎ、しばらく粉雪が舞いました。この冷え込みに風邪に見舞われた方もおられるようですが、温かくしてお過ごしください。ご家庭でのお正月の行事のなか、句会にご参加くださいましてありがとうございました。19名の方がご参加くださいました。入賞の皆様おめでとうございます。選とコメントをありがとうございました。皆さんの選やコメントを拝読して、いろいろと学ぶことがたくさんありました。ご投句のなかに、昔ながらの風景や伝統行事が行われているのを読んで、営々と続く人々の暮らしの壮大なことを思いました。新しいことも、古いことも大切だと思われます。お正月の過ごし方も様々になっているようですが、新年ネット句会もその過ごし方の一つとなっているようで、うれしく思いました。本年も月例ネット句会をどうぞよろしくお願いいたします。これで新年ネット句会を終わります。句会の管理運営は信之先生に、集計は藤田洋子さんにお願いいたしました。ありがとうございました。
【金賞】
★正月の山葵を納め灯を消しぬ/安藤智久
正月用の山葵を納品し、今年の仕事がすっかり終わった安堵と充足に灯を消した。働くことへの真摯な姿。(高橋正子)
▼その他の入賞作品:
http://blog.goo.ne.jp/kakan02d
○正子3句
駒林神社初詣
粉雪と火の粉の中の初詣
さつさつと粉雪お神酒に降り交る
戻り来てわが衣の雪を払いけり
○午後4時すぎ、友宏と句美子夫婦が年始と正子の誕生祝いに来る。
ネット句会の入賞発表をパソコンで見ながら二人でなんだかんだと言っていた。
元希用に買っていた子ども椅子のキットを句美子が組み立ててくれた。背もたれに、丸い目と、ニコッとした口の穴が開いている。
○南天
[南天/横浜日吉本町]
★南天の実をこぼしたる目白かな/正岡子規
★口切や南天の実の赤き頃/夏目漱石
★あるかなし南天の紅竹垣に/瀧井孝作
★実南天奈良から一人少女来る/青木啓泰
ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)は、メギ科ナンテン属の常緑低木。和名の由来は、漢名の「南天燭」の略。高さは2m位、高いもので4~5mほど。幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の姿をしている。葉は互生し、三回羽状複葉で、小葉は広披針形で先端が少し突きだし、革質で深い緑色、ややつやがある。先端の葉の間から、花序を上に伸ばし、初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。中国原産。日本では西日本、四国、九州に自生しているが、古くに渡来した栽培種が野生化したものだとされている。山口県萩市川上の「川上のユズおよびナンテン自生地」は、国の天然記念物(1941年指定)。
庭木として植えられることが多い。音が「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。福寿草とセットで、「災い転じて福となす」ともいわれる。稀に太く育ったものは、幹を床柱として使うことがあり、鹿苑寺(金閣寺)の茶室、柴又帝釈天の大客殿などで見られる。以前に発行されていた日本の6円郵便切手の意匠としても親しまれていた。花言葉は「私の愛は増すばかり」、「良い家庭」。活け花などでは、ナンテンの実は長持ちし最後まで枝に残っている。このことから一部地方では、酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立とうとしない人々のことを「ナンテン組」という。
◇生活する花たち「蝋梅①・蝋梅②・さんしゅゆの実」(横浜・四季の森公園)
一月は一年の始まりで、何かと喧噪的な時期ですが、ゆっくりと静かに過ごしたいと思う、その気持ちの誕生月です。(高橋秀之)
○今日の俳句
獅子舞に頭を向けて走り寄る/高橋秀之
獅子舞の獅子に頭を噛んでもらうと元気な子になるとか。恐ろしい獅子に向かって走り寄るのは、果敢で愉快な男の子。(高橋正子)
○新年ネット句会!
ご挨拶(高橋正子/主宰)
◆新年ネット句会◆
ご挨拶(高橋正子/主宰)
あけましておめでとうございます。全国的に寒波が押し寄せて、雪が降ったところもたくさんあったようです。横浜も元旦のお昼過ぎ、しばらく粉雪が舞いました。この冷え込みに風邪に見舞われた方もおられるようですが、温かくしてお過ごしください。ご家庭でのお正月の行事のなか、句会にご参加くださいましてありがとうございました。19名の方がご参加くださいました。入賞の皆様おめでとうございます。選とコメントをありがとうございました。皆さんの選やコメントを拝読して、いろいろと学ぶことがたくさんありました。ご投句のなかに、昔ながらの風景や伝統行事が行われているのを読んで、営々と続く人々の暮らしの壮大なことを思いました。新しいことも、古いことも大切だと思われます。お正月の過ごし方も様々になっているようですが、新年ネット句会もその過ごし方の一つとなっているようで、うれしく思いました。本年も月例ネット句会をどうぞよろしくお願いいたします。これで新年ネット句会を終わります。句会の管理運営は信之先生に、集計は藤田洋子さんにお願いいたしました。ありがとうございました。
【金賞】
★正月の山葵を納め灯を消しぬ/安藤智久
正月用の山葵を納品し、今年の仕事がすっかり終わった安堵と充足に灯を消した。働くことへの真摯な姿。(高橋正子)
▼その他の入賞作品:
http://blog.goo.ne.jp/kakan02d
○正子3句
駒林神社初詣
粉雪と火の粉の中の初詣
さつさつと粉雪お神酒に降り交る
戻り来てわが衣の雪を払いけり
○午後4時すぎ、友宏と句美子夫婦が年始と正子の誕生祝いに来る。
ネット句会の入賞発表をパソコンで見ながら二人でなんだかんだと言っていた。
元希用に買っていた子ども椅子のキットを句美子が組み立ててくれた。背もたれに、丸い目と、ニコッとした口の穴が開いている。
○南天
[南天/横浜日吉本町]
★南天の実をこぼしたる目白かな/正岡子規
★口切や南天の実の赤き頃/夏目漱石
★あるかなし南天の紅竹垣に/瀧井孝作
★実南天奈良から一人少女来る/青木啓泰
ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)は、メギ科ナンテン属の常緑低木。和名の由来は、漢名の「南天燭」の略。高さは2m位、高いもので4~5mほど。幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の姿をしている。葉は互生し、三回羽状複葉で、小葉は広披針形で先端が少し突きだし、革質で深い緑色、ややつやがある。先端の葉の間から、花序を上に伸ばし、初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。中国原産。日本では西日本、四国、九州に自生しているが、古くに渡来した栽培種が野生化したものだとされている。山口県萩市川上の「川上のユズおよびナンテン自生地」は、国の天然記念物(1941年指定)。
庭木として植えられることが多い。音が「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信がある。福寿草とセットで、「災い転じて福となす」ともいわれる。稀に太く育ったものは、幹を床柱として使うことがあり、鹿苑寺(金閣寺)の茶室、柴又帝釈天の大客殿などで見られる。以前に発行されていた日本の6円郵便切手の意匠としても親しまれていた。花言葉は「私の愛は増すばかり」、「良い家庭」。活け花などでは、ナンテンの実は長持ちし最後まで枝に残っている。このことから一部地方では、酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立とうとしない人々のことを「ナンテン組」という。
◇生活する花たち「蝋梅①・蝋梅②・さんしゅゆの実」(横浜・四季の森公園)