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回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

上野で南方熊楠・お正月展示

2018-01-08 21:35:11 | 和文化・着物・能・茶・骨董
上野の山をぶら歩きしながら博物館めぐり。


まずは科学博物館でおめあての南方熊楠展。彼の名は白洲正子さんの本で知ったのがきっかけですが
興味のすべてを貪欲に蒐集し、記録し、記憶する・すごい人物ですね。


展示もさることながら、この博物館の建築の美しさに目が奪われました。こんなステンドグラスもあったのですね。


フーコーの振り子にしてもこれだけの吹き抜けの空間を作るって当時の建築としては相当たいへんだったはず。
まごっちが小学生になったら連れてきたいなあ。


教会の天井のような高さと美しさ。


そのあと、ゴッホの最終日なので都美術館へ行きましたが、チケットについての購入説明が悪く待ち時間を耐え切れなくてパス。
たとえ入ったとしても、絵画は人人人でたぶん人の頭越しでしか見られなかったでしょう。

すぐに国立博物館の常設展示に切り替え!

本日は成人式なので振り袖姿の娘さんのちらほら。


こんな展示でした。
円山応挙のわんちゃんや、根付けの小さな細工が好きなので存分に観られて嬉しかったです。


はじめに庭園内のレストランでお昼を食べてから、空いている館内をゆっくり時間をかけて回りました。
ここは、カメラ撮影が許可されている作品が多くて嬉しい限り。
ただしフラッシュはNGです。


パリのルーブル美術館に行ったときに、モナリザをはじめ、超有名な絵画や彫刻が撮影OKでガラス張りもなく目の前で鑑賞できたのを
思い出しました。
日本の美術館などの展示に関しての管理は、丁寧だけどNGが多すぎるような気がするなあ。
50年に一度の秘仏や国宝開帳なんておかしいと思いますね。
人間一年先もどうなるかわからない。
いいものならなおさら、いつでもどこでもみんなが見て触れられるものでないと。

今まで気が付かなかったけれど、通路の壁に施されたタイル壁もすてきでした。

なぜ今日に限って、こういうものに心惹かれたのかなあ。


最後は法隆寺宝物館。


正面入り口の前に、館を取り囲むように浅いプールのような池があり、シンプルな建築にうっとりして危うく池の中に入ってしまうところでした;。
アプローチの色と同化してわかりづらかった;;。

人もほとんどいなくて暗くて森閑とした内部です。


日本古来のものなのに、ちっとも日本らしくない仏像さんたちの顔や、奈良時代につくられた染め物の布のちっとも褪せない色彩に驚いたり。


見終わって出ようとしたら雨が落ちてきました。
プール池に雨の輪の出来るのを見ているのもまた一興。


たくさんすてきなものを見た一日でした。

和の色を見ながら

2018-01-05 12:31:41 | 和文化・着物・能・茶・骨董
まだ5日なのに、例年より早く日常が戻ってきて、やることが増えてきました。

今年は何かと忙しくなりそう。

「何事もていねいに」と年頭で自分に誓ったので、そのためには早めに早めに準備しようと思いますが、
そうするとけっきょくあれこれと他にやるべきことが増えてきて、かえって粗雑になりがちで困ります。

こんな本見てると落ち着くかしら。


洋服なら基本的には、白黒グレーと云った無彩色に、赤とかブルーとかをワンポイントで加えるコーディネートが好きですが、日本の色って豊かですね。

グレー系の空五倍子色(うつぶしいろ)なんて読み方にもひと苦労;;。

箱根駅伝の各大学のユニフォームが、茄子紺、鉃紺、臙脂・・、などと日本の色で呼ばれているのもおもしろい。

初釜には何を着ようかな、とこの本と着物を照らし合わせながら思案しています。

「和モダンの世界・近代の輸出工芸」展

2017-12-27 14:53:18 | 和文化・着物・能・茶・骨董
起きたら空が真っ青だったので、出掛けたくてうずうず☆
押上(業平)にある「たばこと塩の博物館」まで行ってきました。
自宅から博物館まで往復徒歩で行きました。全部で8㎞くらい。

荒川の川面に鉄橋と赤い電車が映ってきれい。


往きは木根川橋を渡ってから曳舟川に向かうように露地に入りながら・・。
こういう神社に出くわすのが何とも楽しい。


スカイツリーも青空にくっきり!


できれば「スカイツリー駅」でなく「業平橋」というむかしながらの駅名を残してほしかった。


到着!


ここは、あまり大きくなくて、わたしの趣味に合った展示をするのでときどき来ます。
マゴッチを連れてきたときは、広々として空いているのでとても面白がっていました。


白洲正子さんの「ものを創る」を先日読了したばかりだったので、今回の展示にはとても興味がありましたし、実際に見てとても懐かしい気分になります。

寄木細工、象嵌、貝細工・・今はもう技術の継承者が少なくなったり、皆無になったりしているらしい。
昔は街道筋を旅する人々の間で盛んに売買されたそうなので、車や電車に取って代わられた今日では流通の仕方がかなりかわってしまったそうです。

幼い頃は、箱根のお土産に寄木細工でできたからくリ箱や、江の島土産の貝細工、祖父だとか祖母だかの遺した螺鈿の菓子器や茶たくなどがあったものでした。
今では殆ど処分してしまい、もっとだいじにしておけばよかったと思うけれど、それらしいものがすこしだけあります。
白洲さんの本の横に写っているのは、義母が遺した小抽斗。

イタリアのアッシジに行ったときにお土産に買ってきた木象嵌。日本のもののが精緻だけどちょっと近い。


帰りは四つめ通りから京島に抜けて木根川橋へ。
大正時代の末までは荒川放水路が原っぱの状態で、今四つ木側にある薬師様(浄光寺)がその原っぱにあったことがこの掲示でもわかる。


下町は平らな道が続くので歩いてもそんなに疲れません。


むしろ、このままどこまででもいけそう・・と思う間に河原に到着。


歩くのは冬に限ります。北風強くて髪の毛が山姥のようになってしまったけれど、くねくね路地道は面白いし、ポカポカになって気持ち良かった(^0^)/
帰宅したら玄関の水仙がちょうど良く開いていい香りを漂わせていました。

32年ぶりの開帳

2017-12-22 21:32:38 | 和文化・着物・能・茶・骨董
片づけものをしていたら出てきました大きなインドネシアの壁掛け!



帰国して32年経って初めて包装を開けました!
今まで何度か転居したのによく持って歩いたものだわ。

中には、夫の仕事先のスタッフからのお手紙も入っていました~~。
もう、読解不能。

時効ということでご勘弁(^_^;)

縁と地板は木、独特のワヤンクリットの絵柄が描かれていて、地に張ってあるのは水牛の皮。硬いのですが気持ちの良い肌触り。


どうして未だにこういうものが眠っているのだろう。


ゴマンと持って帰ったバティックの布は処分してしまって後悔しているところなのに。

和のクリスマス小物

2017-12-19 22:33:44 | 和文化・着物・能・茶・骨董
今年最後のお茶のお稽古。
クリスマスを意識して黒地に赤や金銀の木や木の実の刺繍の帯。


袋帯には少し短めで名古屋にしては長め。むかしのものだからか、かがり途中だったのか?

帯締め帯揚げが緑のツリー色があればよかったのだけど、ないのでせめて小物でクリスマスカラーっぽく(^^)
トウガラシのガラスの根付け。


扇。


以上、着物を除いてすべて母の遺したもの.
なんだかお正月もこの色使いでいけそう♪