プロ野球ロッテの佐々木朗希投手（陸前高田市出身 大船渡高校卒業）が１０日、オリックス相手に完全試合を達成しました。テレビ中継がないのでネットで一球毎の速報を見ておりましたが、手に汗を握る暇がないテンポの良い投球で三振の山を築き、あれよあれよという間に完全試合を成し遂げました。
翌１１日は休刊日でしたが、投句せずにはいられないので記事を想像しながら詠んだ句がストライクとなりましたので、翌１２日の紙面から想像に近かった部分だけ紹介します。
大リーグ公式サイトは「既に複数のメジャー球団の射程に捉えられている」と紹介し、将来大リーグに挑む可能性がある日本の大型右腕として熱視線が注がれていることを伝えた。
スポーツ専門局「ＥＳＰＮ」（電子版）は「日本の怪物が１９三振を奪い、記録ずくめの完全試合を達成」との見出しで、「速球で高校時代に頭角を現し、プロ入りの時点で大リーグでも広く関心を集めていた」と報じた。
県内の沿岸地方では海の向こうからの熱視線の影響か、１１日の最高気温が全国で初めて３０度を超えた地点がありました。
プロ野球が開幕し千葉ロッテの佐々木朗希投手（陸前高田市出身 大船渡高校卒業）と、読売ジャイアンツの堀田賢慎投手（花巻市出身 青森山田高校卒業）の活躍に目を奪われて目を細くしていました。
そのためなのか、阪神タイガースが開幕以来勝ち星から見放されていることは見えていなくて、６日（水）の見出し「阪神やっと初白星」に目を丸くしました。
今季１０戦目となる甲子園で、セリーグ史上初の開幕９連敗に終止符を打ち、胸を撫でおろした阪神ファンの高らかな六甲おろしが聞こえるようです。
「撫」はルビなし、「おろし」は颪で投句しましたが添削されたのは、新聞用字用語集「記者ハンドブック」に基づいたものと推測しております。
歌手の橋幸夫さんが京都芸術大学の通信教育課程・書画コースに入学し、入学式で新入生代表としてあいさつしたそうで、大学で学ぶことは長年の希望で「本日は人生最高の出来事の一つです。かなうことなき夢と思っていたことが実現できました」と喜びを語ったとのこと。
高校在学中にデビューし、来年５月で歌手活動からの引退を表明したことは知っておりましたが、大学入学という思い切った決断をされた７８歳に拍手喝采です。
中七「いつでも見てた」より「いつも見ていた」の方が自然かと思いますが、代表的ヒット曲「いつでも夢を」が耳にこびりついていました。
自民党の高市早苗政調会長は２９日、年金生活者らに1人当たり５千円を給付する案について「どういう人が支援の対象か、今後ゼロベースで議論する」と記者団に語りました。
岸田首相は同日、ロシアのウクライナ侵攻に伴う燃油や穀物などの物価上昇を受けた緊急対策の策定を指示しており、５千円給付もこの主要項目の一つとなる見通しだったものが、野党から「参院選挙目当てのばらまき」と批判を受けて、見直しに追い込まれました。
五千円ばらまく前にばらばらに を投句する直前に下五を「雲散霧消」に変えました。
