山歩き

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新型の共通テスト試練受け

2020-09-02 09:39:38 | 時事川柳

 新型コロナウイルス禍の中、大学受験を控える県内の高校3年生や教員らが不安を募らせている。受験生にとってコロナは、本年度から始まる大学入学共通テストの混乱に追い打ちをかける重大な試練。

 大学側は追試験の実施や出題範囲の配慮など対応を模索するが、秋冬に向けた感染再拡大の懸念もあり「試験そのものができるのかと」、受験生の心配は尽きない。

 以上が8月31日(月)付け第一面に載った記事の概要部分で、見出しは大きな文字で

 

コロナ 大学入試に影

 

 主旨は受験生が大きな試練を受けることですが、大学側が受ける試練として詠んでみました。

 上記概要部分では「追試験の実施や出題範囲の配慮」、本文では「共通テストは休校の長期化による受験生の学業の遅れを念頭に第2日程を設定」に着目し、

『新型の共通テスト(が)試練受け』 としたものです。

 今読み返すと、受験生側に立って『新型の共通テスト(の)試練受け』か、『新型の共通テスト(で)試練受け』でも句として成立しますし、こちらのほうが素直ですね。

 共通テストは従来のセンター試験より読解力や思考力が求められますが、予定していた英語民間検定試験や記述式問題の導入見送りで受験生は対策の軌道修正を強いられ、今度は日程や要項の発表が遅れており先が見えない状態です。

 

 

 

 

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