9月29日(火)に岩手県・宮城県・秋田県の3県に跨る栗駒山(1626.5m)に登りました。
この時期は毎年のように岩手県側から登っていますが、鈍った足腰には一番楽なコースをと宮城県側の登山口イワカガミ平(1113m)を目指しました。
7時30分頃到着すると120台収容の駐車場はほぼ満車、遠方のナンバープレートも見受けられ車中泊した方も多いようです。
山頂までの標高差は513.5mで、歩行距離2.9kmコースタイム1時間30分の「中央コース」と、歩行距離3.7kmコースタイム2時間の東栗駒コースの二つがあり、楽をしようと思ったのですが、中央コースに向かう人があまりにも人が多いので東栗駒コースを選びました。
段差が大きく滑りやすい登山道。
少し色付いています、山頂の紅葉を期待します。
100mほど沢を登りますが水量が少ないので大丈夫です。
一昨年の6月は雪がありました。
この先は勾配も緩くなり歩き易くなります。
灌木地帯となり東栗駒山(1434m)が見えます。
出発したいわかがみ平が見えます。
栗駒山も見えてきましたが、色付きは今一つです。
東栗駒山の質素な表示板です。
ようやく栗駒山山頂が見えました。
今日一番の青空です。
歩いてきた東栗駒山方面を振り返ります。
中央コースとの合流地点、山頂まで0.2kmです。
10時44分、1時間遅れの3時間かけて山頂に着きましたが、コースタイムを2時間30分としている本もあります。
展望は得られず、寒いし人は多いしで、腹ごしらえしたら下山しようとしていると覚えのある女性の声が聞こえました。
NHKで放送している「にっぽん百名山」で観たことのあるガイドさんが、ツアー客のお世話をしている声でしたので、話しかけたらその通りで「皆さんに声で分かると言われる」と笑っていました。
山頂には35分ほどいましたが人に酔うようで、11時20分そそくさと下山を始めました。
振り返ると青空が、こんなものですね。
下の方は雲がかかっています。
歩き易い登山道を振り返ります。
ここからは玉石をコンクリートで固めた水路みたいな登山道が続きます。
振り返れば青空が・・・・・
下ります。
12時50分、コースタイムの20分遅れで無事下山しました。
朝見えなかった山頂です。
高気圧に覆われた絶好の登山日和と、紅葉よりも遠くの山が見えることを期待したのですが期待外れでした。
湿った空気の影響で雲が出る、天気予報はそんなことを言っておりましたが、その通りとなりました。
大陸育ちの乾いた高気圧がすっぽりと覆い、湿気を寄せ付けないようにならないと駄目だと思い知った一日、無事に帰還できたことが一番の成果でした。