自民党総裁選は告示前にもかかわらず、出馬表明した3候補の陣営が3日本格始動し、4日(金)の紙面には『菅政権』へ不協和音 要職巡り派閥争い の見出しが躍っていました。
安倍政権の継承を掲げ、5派閥の支持を取り付けた菅氏は、独自色をあえて封印して守りに徹する一方、『菅政権』樹立を見越す各派閥は、主要閣僚や党役員の椅子を確保しようと躍起です。
連立を組む公明党関係者は「政権発足後は一気に不安定化するのではないか」と懸念し、菅氏側近は「醜い猟官運動により、新政権の印象が悪くなってしまう」と眉をひそめているそうです。
翌日からは『菅政権』が何時解散総選挙に打って出るのかが紙面を賑わせており、関心は『ポスト菅』に移っているように思えます。