山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

鶏頭山(今年最大の難行)

2018-10-14 09:42:55 | 旅行

今回(10月13日)の難行を様々な言葉で表現すると以下のとおり。

①  凄く 大変でした・・・・・・・・標準語風

②  えろう しんどおました・・・・・関西弁風

③  たいした てへだったじゃ・・・・岩手生まれのスーパスター福田こうへい風

いずれも小生の独断と偏見によるもので、関係者の了解を得た訳ではなござんす。

なござんすは、『ありません』の盛岡弁風

さて、真面目に。

8時登山開始 この時点で他2台が駐車 山頂らしき突起はニセ鶏頭

鶏頭山(1,445m)は早池峰山(1,917m)の西方に位置し、中岳(1,679m)を経て早池峰山に連なっており、早池峰山から今回出発した岳登山口(510m)まで歩行距離9.0km標高差1,407m、コースタイム9時間30分の縦走コース上のピークの一つ。

縦走は上級者にお任せして万年中級者(?初級者)が挑んだコースは、岳登山口(510m)⇔鶏頭山(1,445m)で歩行距離6.0km標高差935mコースタイム4時間10分とあるが、復路は『七折の滝』に立ち寄ることとしやや遠回りのコースを選択。

『てへだった』理由は何だったのか考えてみたところ、思い至ったのは以下のとおり。

①  初めての山のため先が見えないので、特に薄暗くなってきた下山時は不安が付きまとったこと。

②  急登区間が多い上滑りやすいため、右⇒左⇒右⇒左と足を踏み出すことが出来ず、一旦両足をそろえで次の足を出してその足に別の足をそろえる、この繰り返しで短めの歩幅が更に伸びなかったこと。・・・・・・普通に歩いている人もいた

③  アップダウンの繰り返しが多かったこと・・・ガイドブックでは小さなアップダウンとあるが、小さくない。

ようやくたどり着いたニセ鶏頭から山頂を見て、ここで引き返そうかと思ったし、

ニセ鶏頭直下

ようやく見えた鶏頭山 コースタイム20分とあるが嘘だろう

鶏頭山に向かう途中からのニセ鶏頭

山頂にて

The 餅 ㏌ カップヌードル   この後ヤカンで煮たら倍ぐらいになった餅を追加

遠回りとなった七折の滝はいったん沢まで下りてから登り返すことになりがっかりしながら、3時を過ぎ薄暗くなっていた中人気は無く熊気を感じながら歩いた。

ある程度覚悟していたので膝はサポーターで補強し、飲み水は多めに1.2リットル持参し、食べたらすぐにエネルギーに変わると聞いたバナナも持参したことは『てへんさ』を少しは緩和したと言える。

下界の紅葉を上から楽しむ、遠くの山を眺める、見たことのない滝をみる、こんなことを目的に登った今回、紅葉は見ごろを過ぎており残念だったが

県内の山に限ればすべてを見ることが出来たし

岩手山

秋田駒ケ岳

姫神山

右に薬師岳 左手前に中岳 その奥に早池峰山

早池峰山 手前には中岳

初めて見た『七折の滝』は迫力に満ちたもので満足できるものだった。

特に、下に落ちる(Fall)のが普通の滝なのに、この滝の一部は斜め左上に噴き上げていたのには魂消た。

花はほとんど咲いていなかったが、疲れ果てて4時半頃に登山口にたどり着く直前に見つけたのが綺麗なツルリンドウ

今まで見た中でこんな大きいのは初めてで、最後に良いものに出会ったが『てへだった』

 

 


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2 コメント

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いいお山ですね (shu)
2018-10-14 19:27:26
山行、お疲れさまでした。文章から、大変さがよく伝わってきました。
鶏頭山は、名前は知っていましたが、どこにあるのかすら知りませんでした。
ガイドブックでは、早池峰山、中岳と縦走登山するコースが紹介されていました。七折の滝も素晴らしいです。岩手県には、いい山がたくさんあっていいですね。
最後に、大きなツルリンドウに出逢えるとは、日ごろの善行の賜物でしょう。楽しい投稿「ありがとがんす」です。
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方言 (山歩き)
2018-10-14 19:45:25
思いがけない「ありがとがんす」に感謝します。昨日歩いているときは苦しくて「山歩き、来年は無理かな」と思いましたが、写してきた写真や動画を見ていたら忘れてしまい、頂いたコメントに勇気が湧きました。
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