山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

金出して石炭火力に口出さず

2021-11-05 10:54:28 | 時事川柳

 岸田文雄首相は2日、英北部グラスゴーで開催中の国連気候変動枠組み条約(COP26)の首脳級会議に出席し、発展途上国の温暖化対策を支援する資金に関して、これまで表明した600億ドルに加え「新たに5年間で、最大100億ドル(約1兆1350億円)の追加支援を行う用意がある」と述べ、アジアなどの脱炭素支援に貢献する姿勢をアピールする狙いがある。と報じられました。

 一方で、二酸化炭素排出が特に多く、世界では撤退が相次ぐ石炭火力発電を一定程度維持すると決定しているためか、その扱いに触れなかったのは批判を恐れたためと見られています。

 1兆1350億円は、人口1億1350万人とすると、1人当たり1万円です。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« かぶとの緒締め忘れてた幹事長 | トップ | 先進国にガス抜き迫る途上国 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ペナルティがなければよいのだが (shu)
2021-11-05 17:06:50
山歩きさん こんにちは。
今週は順調に入選を重ねられ、誠にご同慶の至りです。

さて、今回の句は、下五の口出さずにしばし考えました。
口出しとは、他の人の談話中にわきから割り込んで口をきくことで、単に言及しなかったというのとは意味が違うと思ったのです。
そして、岸田総理は直前のG20サミット会議はリモート参加で、COP26からリアル参加となったことや、COP26議長国のイギリスから事前に石炭火力の廃止を求められていたことから、口出さずでいいと納得したのです。

欧州では環境問題が極めて重要視されているので、今後石炭火力を使う made in Japan の製品にペナルティが課されないかと心配です。
日本政府には、マクロ視点で国益を考えて、政策を決定して欲しいところです。
返信する
ペナルティ?でした (山歩き)
2021-11-05 18:06:10
 Shuさんこんにちは。先月後半の反動なのか調子が良くて、その都度コメントをいただきありがとうございます。
 「口出さず」は「口にせず」が順当なのでしょうが、「金出して」に呼応させるためどうしても必要でした、しっかりと読んでいただき嬉しいです。

 made in Japan の製品に対するペナルティについては、多分記事には載っていなかったと思いますし、テレビでも見た記憶がありません。
 Shuさんは様々なことをご存知で考え方が深いですね、私は投句してしまうと関心が薄れがちです。


御存じと思いますが、「口出さず」に対して不名誉な「化石賞」を授けられました、またグラスゴーまで往復24時間かけて滞在時間は8時間、0泊2日の強行軍だったそうですね。
 そして、バイデン大統領と立ち話して次はゆっくり会おうと約束したとか。
 これらについても投句しましたので、来週採用されればいいなと思っております。
返信する

コメントを投稿