山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

森吉山(ヒナザクラを観るために) 後編

2024-06-17 16:43:41 | 時事川柳

ここからは登山道の様子、稚児平と山人平の群落などです。

8時45分に運行開始したゴンドラを利用し、9時15分に山頂駅(1167m)から歩き始めて石森(1308m)で右折し山頂(1454m)へ、その先山人平まで足をのばしました。

 

大きな段差も急登もない登山道の脇には花が咲いており、立ち止まってばかりでした。

シラネアオイが目立っていました。

 

初めて山頂が見えました。

石森分岐

ここまで0.8km、山頂まで1.8kmです。

イワカガミが増えてきました。

 

避難小屋は積雪を考慮した高床式です。

あと1.0kmです。

シラネアオイの先にはオオバキスミレが見えます。

チングルマに見とれて先に進みません。

ここ稚児平では何人か立ち止まって「綺麗だね、凄いね」と賑やかでした。

いつの間にか山頂が見えるところまで歩いていました。

山頂には11時25分に到着しました。コースタイムは1時間20分ですが2時間10分かけてお花見を楽しみました。ここでおにぎりを食べてからヒナザクラが満開だと聞いた山人平に向かいました。

雲が多くて秋田駒ケ岳も岩手山も見ることが出来ませんでした。

柔らかな残雪は登山靴で大丈夫でしたが、気温が下がればチェーンスパイクなどの滑り止めが必要です。

雪が解けたばかりのこの斜面、チングルマで再び白く染まるそうです。

慎重に下り終え安心したところで、突然現れたこの光景には驚きました。咲いているのは小さなヒナザクラなのにこの白さです。

こんなに凄い密度で咲いているヒナザクラの群落は初めて観ました。

呆然と立ち尽くしながら、向こうから歩いてきた人に山人平はここかと尋ねると、この先に標識がありチングルマの群落が凄いとのことでした。

間もなく山人平でした。

この場所に何時までも居るわけにもいかないので、山頂に登り返して下山することにしました。

13時15分に戻った山頂には誰もいなくなっておりました。12時頃にはそこそこ賑わっていましたが、ほとんどの方は山人平を観ずに下山したようです。

途中稚児平では再びチングルマとイワカガミに足止めを食らいながら、山頂駅には14時50分に到着し、コバイケイソウを写してからゴンドラに乗りました。

予報通り青空が広がりました。

避難小屋です。

 

ゴンドラを下りた後は自宅までの130kmを、3時間弱の運転で18時15分に無事帰着しました。

左上の赤い矢印から、下のやや右寄りの赤い矢印まで。

樹氷を観るためには雪道を3時間以上、4時間近く走る必要があると思いますが、近くに泊まるなどして訪れてみたいものです。

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森吉山(ヒナザクラを観るために) 前編

2024-06-17 11:09:04 | 旅行

6月14日(金)に森吉山(1454m)でヒナザクラ、チングルマなど沢山の花を観てきました。500枚以上撮影した写真から選ぶのに苦労するほどで、多過ぎると思いながら紹介します。登山道の様子と群落は後回しにして個々の花からです。

イワカガミ

濃い色、薄い色さまざま、ほぼ全山に咲いていました。

チゴユリ

ゴンドラの山頂駅付近に咲いており、数は少なかったです。

オオバキスミレ

木道の脇で目を楽しませてくれました。

ノウゴウイチゴ

ゴンドラの山頂駅付近に咲いており、数は少なかったです。

ショウジョウバカマ

雪解け間もないと思われる個所に、さまざまな色が観られ明るい色が多かったです。

 

アカモノ

これから増えそうです。

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ

ハクサンチドリ

濃い色の花が多かったです。

ニッコウキスゲ

咲いていたのはこれだけでしたが、蕾はたくさん見かけました。

イワイチョウ

たくさんの葉が見えましたので、これから花も期待されます。

 

ウスバスミレ

見落としそうな小さな花です。

エゾイチゲ

ヒメイチゲかと思いましたが、葉の幅が広いのでエゾイチゲとしました。

ミズバショウ

終盤で綺麗な状態は少なかったです。

オオカメノキ

ヒナザクラ

上からも写すことが出来ました。

ミツバオウレン

ある程度まとまって咲いていました。

ベニバナイチゴ

これは色が薄かったです。

チングルマ

見頃でした。あと何日持つのか?蕾も見えます。

ミツバノバイカオウレン

2枚しか写しておらず、ピンボケで残念。

タカネザクラ

マイヅルソウ

シラネアオイ

ほぼ全山に咲いていました。

ツバメオモト

下山中に見つけたもので、気づいたのはこれだけです。

ツクバネソウ

これも同じです。

コバイケイソウ

山頂駅の近くに群生していました。

花ではありませんがオコジョ

巣穴から突然現れ、素早い動きで出たり入ったり。運よく捉えることが出来ました。

長くなってしまいましたので、一旦立ち止まります。

~後編へ続く~

 

 

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豪快弾メジャーの片鱗麟太郎

2024-06-17 09:26:27 | 時事川柳

花巻東高校で高校通算140本塁打を放ち、米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手が11日、メリーランド州で行われたMLBドラフトリーグの試合に出場し、勝ち越し2ランを放つなど5打数2安打3得点の活躍で米国でのデビュー戦を飾りました。

2021年度に創設された同リーグは前後期制で実施されており、佐々木麟太郎選手が出場した前期は主に大学生のアマチュア選手が6チームに分かれて対戦するそうです。

13日(木)付の同じ紙面には菊池雄星投手が4勝目を挙げたこと、大谷翔平選手が16号ホームランを放ったことが載っており、「彼がメジャーに上がるまでなんとかメジャーにいたい。それがモチベーション」との菊池雄星投手のコメントも紹介されていました。アメリカでも「花巻東高校」が知れわたっているようです。

 

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