漫画や劇画に縁のない方は珍紛漢紛かと思いますが、「両さん」は漫画、「デューク東郷」は劇画に登場する主人公で、次のような話題を詠んだものです。
集英社は19日、漫画家秋本治さん(68)の人気作「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称 こち亀)の単行本201卷を10月4日に発売すると発表しました。こち亀は200卷を発売した16年に、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定されていました。
一方で、今月7月5日には、さいとう・たかを さん(84)の劇画「ゴルゴ13」(リイド社)の201卷が発売され、この記録を更新していたものです。
発行巻数を巡り、こち亀の主人公である両津勘吉巡査(人呼んで 両さん)が、ゴルゴ13の主人公であるスナイパー(謎の東洋人 デューク東郷)を追いかけるという、滑稽な様子を想像しながら詠みました。
広く読まれる新聞で入選の句ですから、両さんもデューク東郷もよく知られているということでしょう。
私の場合、こち亀は読んだことがありませんが、ゴルゴ13は学生時代に愛読していました。
亀の歩みでも、長年続けると記録になるほどの歴史が作られるのですね。
両さんがデューク東郷追っかける。追いかけるでなく、追っかけるところが両さんらしいのでしょうね。
とても味わい深い句だと思いました。
私は、こち亀も、ゴルゴ13も積極的に読んだわけではなく、たまたま家にあったので読んだ程度です。
ゴルゴ13は弟が帰省した際おいて行ったもの(数十年前のことです)、こち亀は息子が買いあさっていたものでした。
こち亀はただただ可笑しいだけでゲラゲラ、にやにやでしたが、ゴルゴ13は実際の国際情勢が織り込まれていて(そう感じました)、ノンフィクションの部分もありそうなストーリー、じっくり読まないと登場人物の役割、敵か味方か分からないような展開で面白かったと記憶しております。
最近でも理髪店などの待合室で見かければちょこっと読んでいます。
さて、常念岳の紀行文が完結しましたね、後ほどコメントさせていただきますが、大怪我ではなくテープに負けただけとのこと、外科ではなく皮膚科でしたか、不幸中の幸いでした。