春を迎えて電柱へのカラスの営巣が盛んになり、県内で電力会社が対応に追われています。近年は暖冬の影響からか巣作りが早まる傾向にあり、2023年度は巣を原因とする停電が前年度比4件増の10件発生したそうです。
木の枝や枯草、綿などが絡んだ巣には針金などのハンガーが混ざることがあり、金属や雨に濡れた枝が漏電や停電を引き起こすのです。電力会社ではこれまで、突起のある営巣防止器具を電柱に取り付けるなどの対策を試みてきましたが、抜本的な改善には至っていないそうですし、巣を撤去しても近隣ですぐに新しい巣がつくられてしまうことも多いそうです。
ここからは私の感想です。
専門家は「カラスを電柱に近づけないための工夫が必要」と指摘しているそうですが、学習能力の高いカラスとの駆け引きは続きそうです。この記事の見出しは「電柱に巣 作るべカラス゛」でしたが、「カラスの勝手でしょ」となるような気がします。