山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

てんでんこ津波に乗って西海岸

2021-07-02 10:20:21 | 時事川柳

6月30日(水)の記事

海渡る「てんでんこ」

の大きな見出しに引かれました。

 東日本大震災津波によって岩手県立高田高等学校の実習艇が流れ着いた縁で、2018年に陸前高田市と姉妹都市協定を結んだカリフォルニア州北部のクレセントシティーは、岩手県で学んだ津波防災のまちづくりを実践しております。

 津波が到達した同市では太平洋に面した漁港が全壊し、津波に巻き込まれた1人が犠牲になっており、米国で唯一の犠牲者を出した教訓から、高台に避難したら戻らないことを伝えるマグネットシートを小学生に配り、全市民を対象とした防災訓練にも力を入れているそうです。

 同市の市長さんが陸前高田市を訪れた際、岩手県の沿岸地方に古くから伝えれれている教訓「津波てんでんこ」(津波が来たら、取るものも取り敢えず、肉親にも構わずに、各自てんでんばらばらに一人で高台に逃げろ)(自分の命は自分で守れ)に触発されたとのこと。

 クレセントシティーで犠牲者が出たことも、その場所も知りませんでしたが、西海岸で通じるだろうと、行ったこともない土地に思いを馳せました。

 米大リーグで大活躍の菊池雄星と大谷翔平が所属しているチームの本拠地がある西海岸、行ってみたいものです。

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