山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

戦えぬ選挙の顔と顔が売れ

2021-07-08 12:32:19 | 時事川柳

 4日投開票の東京都議選(定数127)は自民党が改選前の25議席を上回る33議席を獲得して第1党になりましたが、擁立候補23人全員が当選した公明党と共同での過半数には届きませんでした。

 菅政権発足後、知事選や4月の衆参3選挙は敗北続きで、次期衆院選の「選挙の顔」として菅首相の資質に不安が募っていると、大きな見出しで報じられました。

 菅首相は「冷静に分析し、次に備えたい」としながらも「第1党になった」と強弁していますが、当初「50はいける」との楽観論もあっただけに自民党内の受け止めは厳しいようです。

 自民党が政権から転落した2009年衆院選の前の都議選ですら、今回より多い38議席だったにもかかわらず党内に衝撃が走り、当時の麻生太郎首相に「麻生おろし」が吹き荒れたことも紹介されていましたが、立憲民主党の幹部が「都議選は、勝者なき選挙で終わった」と語ったように議席数を増やした野党側の課題も明らかになりました。

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