山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

漏水を麓で見守る水道法

2018-12-19 09:37:56 | 時事川柳

『岩手県岩手郡雫石町長山岩手山』何とも凄い住居表示のこの地区で起こっている問題で、またまた雫石町からお送りします。

赤丸付近で問題発生

 麓の小岩井牧場からの岩手山 2015年9月5日撮影

岩手山の南斜面には『網張温泉スキー場』と『岩手高原スノーパーク』が、少し離れた別の山には『雫石スキー場』が立地しており、スキーヤーなどの受け入れ先として多くのペンションが営業しております。

これらのペンションを含む35世帯に水道水を供給しているのは雫石町ではなく民間会社ですが、今回の問題で専用水道の存在を知りました。

専用水道は約40年前に井戸水を利用して民間が整備し、昨年9月に通算4社目となる会社が管理運営を行ってきたのですが、最近電気使用量が増加したのは漏水の疑いなどとして、増額となった電気料金の支払いを利用者に求め、応じなければ水道供給を止めると迫りました。

住民側も漏水が原因なのか明確な説明がなく納得できないとして反発、会社との交渉が平行線のまま会社が決めた17日を迎えたその日の記事です。

町は民間同士の契約のため介入できないが、万一の水道停止に備え近隣の公民館開放などの対応を探りながら、住民の暮らしが守られるよう注視する。としています。

折しも国会で水道事業の民営化が、多くの懸念を振り切って強行採決により可決したばかりで、関連性を認めたのかテレビのニューでも全国放送されましたので、水道法問題とくっつけて詠みたかったのですが、水道管の接続が上手くできませんでした。

今後二か月分の電気料金を住民が東北電力に直接支払うことで電気の供給は維持され、17日の期限が過ぎた今、水道も止まっていないようですが成り行きが心配です。

 

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