ユネスコが8県10件の行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録することを決定しましたが、全国的に知られている「男鹿のナマハゲ」は別として、地元以外にはあまり知られていないと思います。
岩手県大船渡市三陸町の「吉浜のスネカ」もその一つですが、「早池峰神楽」に続く2件目の登録となる本県でも、最近知ったという人もいるかもしれません。
登録により観光客の増加が予想されますが、経済効果よりも不安を感じている地元の声が取り上げられていましたので、そこに注目して詠んだ句が今年100回目の入選となりました。
『ひっそり続いてきた神事。そっとしていて欲しい、というのが本音だ。』という声、面識のない人たちが勝手に家に入り、写真を撮られなど不快な思いをしたことなどが紹介されていました。
来訪神には物見遊山の来訪人に対しても目を光らせて欲しいものです。