「磯焼け」聞きなれないこの言葉はコンブなどの海藻が激減する状況を表す言葉で、県内の海域では3年ぐらい続いているそうです。
海藻が激減しており白っぽいのは石灰藻の「サンゴモ」に覆われたた海底で、ウニが散見されます。
悪いことにサンゴモにはウニを引き寄せる性質もあるそうで、アワビにとっては激戦区。
その原因はコンブが育つ冬場に水温が高めに推移し、ウニが活発に動いてコンブを食べてしまうことで、わずか残った海藻にはアワビ以外の貝も群がっているとのこと。
元々高嶺の花のアワビが高騰してもわが家の家計には響かない(買わないから)のですが、漁業関係者にとっては深刻な問題となっております。
慣用句「磯のアワビの片思い」が閃き、「磯焼け」から「焼きもち」を連想して組み立てたのが、アワビにとってウニは大好きなコンブを横取りした恋敵という構図。