そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

天狗伝説の迦葉山弥勒寺(群馬・沼田市)

2010年09月19日 | Weblog
中峰閣(鎮守堂)に祀られている巨大な天狗面

 ウィキペディアによれば、
 迦葉山弥勒寺(かしょうざんみろくじ) は、群馬県沼田市上発知町にある曹洞宗の寺院である。
 沼田市北部にそびえる迦葉山の中腹に鎮座する。寺号は詳しくは「迦葉山 龍華院 弥勒護国禅寺(かしょうざん りゅうげいん みろくごこくぜんじ)」と称する。一般には単に「迦葉山」と呼ばれることが多い。
 天狗の寺として知られ、高尾山薬王院、鞍馬寺と共に「日本三大天狗」の一つに数えられる。 参拝の際には、中峰閣から天狗の面を借りて帰り、願いが成就したら、その面ともう一つ新しい天狗の面を奉納し、また別の面を借りるというならわしがある。
 天狗伝説
 宝徳3(1451年)に天巽慶順とその弟子中峰が弥勒寺を訪れ、迎えた慈雲律師は法談問答した後「…今日禅師の来るは仏祖の招きならん。永く当山に常住し迦葉不滅の法燈を継ぎ、弥勒下生の暁を期し給え」と天巽に言い遺し入定した。天巽は中興の祖となり、中峰はこれを補佐するが長年童顔変わらず神童と言われるようになる。やがて中峰が「私は迦葉仏の化身なり。当世で為すべき事は終わった。今より末世の衆生を救うため昇天せん」と言い残して昇天し、姿を消した跡に天狗面が残っていたためこれを祀るようになったという。
 
  迦葉山弥勒寺の境内案内図(クリックします拡大します)
  迦葉山弥勒寺の公式H.P    駐車場:有(無料)

 
迦葉山弥勒寺からの遠望  参道脇の馬かくれ杉(画像をクリックすると案内があります)

 
本 堂      中峰閣(鎮守堂)(両画像ともクリックすると案内があります)

 
天狗伝説のお借り面とお返し面

 
迦葉堂へはこの橋を渡り、急階段を登る  迦葉堂(画像をクリックすると案内があります)

「迦葉山弥勒寺」 地図
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