そぞろ歩き 2

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、その魅力を写真等でご案内。

甘棠院・足利政氏館跡(埼玉・久喜市)

2011年08月21日 | Weblog
歴史を感じる、風格ある中門
 
 足利政氏の館跡と伝えられる、久喜市の甘棠院(かんとういん)を訪れてみた。
寺院としては珍しく中門前から空堀がめぐらされており、館跡と伝えられることが頷ける。
 『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、
甘棠院は埼玉県久喜市本町にある第2代古河公方、足利政氏が1519年(永正16年)に開いた寺院である。山号は永安山(えいあんざん)。臨済宗円覚寺
 1519年(永正16年)、久喜に隠退した足利政氏は自らの館を寺として永安山甘棠院とし、子の貞巖(ていがん)を開山とした。 その後政氏に従ってきた家臣たちにより守られ、近世に入ってからも、徳川歴代将軍から朱印地100石を賜る格式を誇っていた。 記録によると、政氏が館を寺に改めたのち、建物は、天文17年(1548年)に火災により消失、翌年より再建に着手し、天文21年に落成した。その後、天明2年(1782年)より4年がかりでさらに建て直しが行われている。さらに何回か手が加えられ、現在の本堂や庫裡は、昭和44年(1969年)からなされた大改修によって完成したものである。 と記されている。

 
総門両脇の寺紋(二ツ引両)が格式を訴求?  案内版(クリックすると拡大します)

 
中門直前から張り巡らされている空        本堂、屋敷跡への入口

 
本堂と手入れの行き届いた庭園

甘棠院・足利政氏館跡 地図
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