旧 原家住宅(川崎市重要歴史記念物)
日本を代表する古民家の野外博物館「川崎市立 日本民家園」を久し振りに訪ねて見た。
同園の案内によれば、
川崎市立日本民家園は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的に、昭和42年に開園した古民家の野外博物館です。
日本民家園では、東日本の代表的な民家をはじめ、水車小屋・船頭小屋・高倉・歌舞伎舞台など25件の建物をみることができます。
このうち、18件は国や県の重要文化財として指定を受けており、民家に関する民俗資料なども収蔵し、日本を代表する古民家の野外博物館の一つです。と、記されている。
古民家や建築物に興味・関心をお持ちの方は、是非訪ねて見ることをお勧めする施設である。
今回は同園正門近くに建つ旧原家住宅と宿場ゾーンにある古民家を紹介したい。
川崎市立日本民家園公式ホームページ
入園料:500円(65歳以上 300円)
駐車場:有(普通車 1時間200円、以後30分毎100円、2時間以降30分毎50円)
旧原家住宅:川崎市中原区小杉陣屋町から移築した総ケヤキ造りの豪壮な2階建ての民家
22年の歳月をかけて大正2年に完成、日本の木造建築技術が高度に磨かれた明治時代の建物
宿場ゾーンの入口 旧井岡家住宅:(油商 奈良市高畑町 17世紀後半~)
旧鈴木家住宅:奥州街道の八丁目宿にあった馬宿(福島市松川町 19世紀初頭)
旧佐地家の門・供待(名古屋市東区 19世紀初頭) 旧三澤家住宅(長野県伊那市 19世紀中頃)
旧三澤家住宅は伊那街道の伊那部宿にあった薬屋 屋根は石置きの板葺き、江戸時代
には組頭役を代々務めていた家柄であるため門構えと前庭付きの式台が許された民家
日本民家園 地図
(「地図」もしくは「ユーザ地図」をクリックすると大きい地図にジャンプします)