赤ん坊を抱くマリア地蔵 (市指定有形民俗文化財)
権現堂堤のほど近くに保存されているマリア地蔵、幸手市観光協会の案内によれば、
現在の権現堂集落農業センターの敷地内で発見されたマリア地蔵は、江戸末期の文政3年(1820年)子胎延命(したいえんめい)地蔵大菩薩の文字が刻まれており、赤ん坊を右手に抱いている立像です。
「イメス智言」の文字や、錫杖(しゃくじょう)上部に刻まれた十字架、仮託(かたく)信仰の象徴である魚と蛇の彫刻等から、隠れキリシタンの信仰対象であったと考えられます。 と、記されています。
マリア地蔵等の石仏は各地にも散見され、長岡市小国町八王子(地蔵堂境内) 、奈良井宿大宝寺、秩父札所法雲寺等があげられます。
幸手市観光協会 駐車場:有(無料)
右手に赤ん坊を抱いている 立像全体 錫杖上部に刻まれた十字架
マリア地蔵の案内(画像をクリックしますと案内が表示) 一緒に保存されている六地蔵等
六地蔵等の拡大画像
マリア地蔵 地図
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