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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

鞍馬~貴船を歩いてきました その1

2015-09-11 18:16:40 | 山歩き
やっと晴れました。しかし、関東から東北にかけては、大きな被害が出ているようで、被災者の方々には、お見舞い申し上げます。

さて、今回は京都市内の北にある鞍馬山に行って来ました。鞍馬山と言えば、義経が少年期を過ごした所です。というわけで、牛若丸の気分で山を駆け巡ってきました。
出発は鞍馬寺仁王門からです。仁王様も睨みをきかしていますが、受付の方もです。(本当は笑ってました)ここで300円を払って入山です。ケーブルもあるのですが、ハイキングに来たのでもちろん歩きます。(ケーブルは28年3月まで運休だそうです)

すぐに、由岐神社です。「鞍馬の火祭り」が有名ですが、見たことはありません。この祭りは、京都三大奇祭のひとつとされているようです。

その摂社に岩上社がありました。よく見ると、御神徳に「山岳登山安全」とあったので、しっかりお参りしました。

その横には、りっぱな杉の木があります。この木も神様です。(さわらないように、の注意書き有り)

歩きやすい参道がつづきます。

30分ほど登ったでしょうか?あと一息で本堂です。

そして、本堂に到着です。

本堂の前にあるパワースポットです。ここで宇宙からのエネルギーをいただきます。

本堂の前からは比叡山も見えます。写真の奥の山が比叡山です。

お参りを済ませたら、奥の院に向かいます。このあたりから少しだけ山道になりますが、よく整備された道です。歩いていて、ふと気付いたのですが、やたら女性が多いのです。9割が女性の仲間で歩いています。一瞬、「男子禁制」かと思ったぐらいでした。きっと理由があるのでしょう。(義経ファン?歴女?パワースポット巡り?貴船神社の縁結び?などなど)

10分ほど登ったら、「背比べ石」があります。奥州に下る牛若丸がなごりを惜しんで背丈を比べたと言われています。

義経堂もありました。義経を護法魔王尊の脇侍「遮那王尊(しゃなおうそん)」として祀っているそうです。

このあたりは杉の大樹が立ち並び、森厳の気がみなぎっているような空間らしく、謡曲の鞍馬天狗が牛若丸と出会った所だそうです。そんな気がしないこともない所でした。
つづく。

雨の日は、ニール・ヤングを聞いています

2015-09-09 20:57:42 | 音楽の話
雨ばっかりで、どこにも出かけられずに嫌になりますね。そんな日には、ニール・ヤングを聞いて気分を晴らしています。
ニール・ヤングのことは、6月6日のブログに詳しく書きましたが、またまたニューアルバムを出しました。70歳になってもロールしつづける爺です。


ニューアルバムのタイトルは「ザ・モンサント・イヤーズ」というのですが、モンサントというのは、世界屈指の多国籍バイオ化学メーカーで、遺伝子組み換え作物と除草剤の開発と販売で大きく成長した会社です。
なぜ、今回のようなアルバムができたのかというと、昨年ヴァーモント洲で遺伝子組み換え作物を含んだ食品の表示義務の法律が成立し、それに対してモンサント社らが加盟する全米食品製造者協会が表示義務の差し止め訴訟を起こしたことによる、ニールヤングの抗議の一つなのです。(スターバックスのボイコットもこれに関連しています。)
遺伝子組み換え作物については、正直なところ、私もあまり知らなかったのですが、このアルバムを機会に学習してみます。

このアルバム、CDとDVDの2枚組です。(私は、CDだけでよかったのですが…)おかげで?、久しぶりに、ニール・ヤングさんを見ました。随分おじいちゃんになっていましたが、元気にオールド・ブラック(ギター)をかき鳴らしていました。あのストラップもまだ使っていたのですね。


そうそう肝心の音楽ですね。今回は、ウイリー・ネルソンの息子たちのユニット「プロミス・オブ・ザ・リアル」とのセッションです。ユニットとのタッグもすばらしく、知らなかったら、いつものクレイジー・ホースとやっているような感じです。レコーディングも一発録りにちかく、ライブ感がなんともいいですね。

廃線ハイキングに行ってきました

2015-09-06 11:03:28 | 山歩き
先日、廃線ハイキングのことを書いたのですが、生瀬~武田尾のコースは、まだ歩いていなかったので、昨日、歩いてきました。


JR福知山線の生瀬(なまぜ)駅が、ハイキングの出発地です。

駅から、国道176号線にでると、しばらくは歩道を歩きます。

高速道路(中国道ではない)をくぐると、右に下っていく道に出合います。

ここからが、廃線跡の道です。

しばらく行くと、注意を促す看板が立っています。なになに「関係者以外の立ち入りや…一切認めていない。万一、事故があっても責任は負いません…。西日本旅客鉄道株式会社」 しかし、誰もが無視してどんどん進んでいきます。

私もつづきましょう。右手には武庫川の流れが見えます。もともと福知山線は、1986年に今のルートに変更されるまで、武庫川の渓流に沿って走っていた単線の鉄道です。

美しい景色の中を進んでいきます。そういえば、山陰線のトロッコが走っている所も、廃線を利用しているんですね。景色は似ているのですが、ここは観光地じゃなかったので、開発されなかったのでしょう。

そして、一つ目のトンネルが見えてきました。ここで、ヘッドランプの用意をします。

トンネルの中は照明がないので真っ暗です。夜に一人で歩くのは恐いだろうと思いますが、昼間は、たくさんのハイカーが歩いているので恐さはありませんでした。

トンネルを抜けると、またこんな景色です。枕木が往時をしのばせてくれます。

お花もけっこう咲いていました。

また、トンネルがあらわれました。子どもさんもたくさん歩いています。

トンネルの中から出口を見ると、希望?が見えてきます。

トンネルを抜けると、鉄橋がありました。(はじめの写真も)

鉄橋の下には武庫川の流れが見えます。なかなか良い景色です。

またまたトンネルがあります。この区間、全部で6つぐらいあるとか…。数えてませんでした。

トンネルの名を記した古い標識もありました。

やがて、少し開けた場所に出ました。お弁当を食べるのにちょうど良い広場もあります。

武田尾駅まであと1キロです。

レンガ積みのトンネルです。

そして、やっと武田尾温泉に通じる温泉橋に着きました。ゴールの武田尾駅はすぐそこです。

生瀬から武田尾まで、1時間30分ほどの短いハイキングでしたが、トンネルあり、鉄橋ありと廃線の魅力がいっぱい詰まったコースでした。
最後に武田尾駅の写真です。

この駅は半分トンネルの中にあります。上り下りのどちらに向かってもトンネルです。電化複線化で便利になりましたが、車窓からは、今日見てきたような景色には出会えなくなりました。

おしまい。
※あっ、そうそうこのコースはほぼ平たんです。一番きつい上りは武田尾駅のホームへの階段です

淀川べりをぶらり 秋の気配

2015-09-02 19:33:22 | 淀川散歩
9月になり、淀川にも秋の気配が漂っています。



このコスモスは、どこかのおじちゃんが育ててくれているコスモスです。
城東貨物線を列車がやって来ないかと、しばらく待っていたのですが。



来なかったです。(あまり粘るタイプでないので

ネコジャラシも。



ところで、今年は、山の紅葉が早くなるようですよ。いつもチェックしている、大天井ヒュッテのホームページによれば、ナナカマドの実が赤くなるのが、2週間も早いそうです。と言うことで、シルバーウイークあたりが紅葉のねらい目のようなんですが、きっと人出は多いでしょうね。

昨年は、9月29日に立山に行きました。御嶽山も候補にいれていたのですが…。

(雷鳥沢の草紅葉)

(弥陀ヶ原の紅葉)

今年も、こんな紅葉に出会えるかな。