はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

和束町の茶畑

2020-10-01 17:37:37 | 知らない街をぶらり
海住山寺を訪ねたあと、和束町まで足をのばしました。
海住山寺からは車で15分ほどのところです。

和束町は「茶源郷」と呼ばれるほどお茶の栽培が盛んな所です。




和束のお茶は、ほとんどのお茶が「宇治茶」として出荷されるそうです。




町のどこへ行っても茶畑が広がります。




町の中を和束川が流れ、それに沿って恭仁京と紫香楽宮を結ぶ街道が造られたのでしょう。




茶畑を巡るにはレンタル自転車が良さそうです。次回に備えて、サイクリングマップをいただいてきました。




山の上の方まで茶畑が広がっています。あそこまでは自転車では行けません(笑)




茶畑といえば長い棒の先に付いている扇風機の風景ですが、あれは「防霜ファン」というそうです。




春先の霜による凍害を防ぐためにあるそうです。昔はこんな物は無かったと思うので、大変だったことでしょう。




茶畑の中に陵墓がありました。東大寺の大仏を造った聖武天皇の皇子の安積親王の陵墓です。




安積親王も17歳で謎の死をとげているのですが、奈良時代の皇子たちはなかなか大変だったと思います。




茶畑が低くてカマボコ型をしているのも、木全体に均一に日光が当たるように考えられているからだそうです。




私も毎日「一保堂」のほうじ茶を飲んでいるのですが、やはり産地はこの辺りでしょうか。




今回巡ったのは県道沿いの茶畑だけですが、パンフレットによればフォトジェニックな茶畑が点在しているようなので再び訪れたいと思います。



※訪問日 2020.9.29


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4 コメント

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茶源郷 (takayan)
2020-10-02 07:09:36
おはようございます。
茶源郷の和束、自宅からも案外近くてよく通る所です。
山肌一帯に広がる茶畑の風景は素晴らしくて、
いつも通るたびに撮影しようと思いながら通過してしまいます(笑)
茶畑の中に古墳があるのですね。
全く気付かずに毎回通ってました。
綺麗に手入れされた茶畑の風景は、緑の絨毯のようで、
霜除の扇風機も茶畑の風物詩ですね。
今の季節は寒冷紗も巻き取られて、全面緑一色に風景が広がり、一番良い時期ですね。
茶畑の中に立つ立派なお屋敷は、まさにお茶御殿ですね。
和束から宇治田原へ抜ける林道を通った事があるのですが、
本当に狭くて行き違いで難儀した事があり真した。
二度と通りたくない林道です(笑)
やはり信楽方面抜けるのが良いですね。
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Unknown (はりさん)
2020-10-02 07:42:56
takayanさん
おはようございます。
和束町はtakayanさんのお家からは近いですね。
やはり、通るたびに撮影を考えておられましたか(笑)
車を停める所があればいいのですが少ないと思いました。
茶畑は全体の遠景も絵になりますが
茶畑の中に入っての撮影も面白いだろうなと思いました。
次はアングルを変えて撮ってみたいです。
安積親王の陵墓はローソンのある所からよく見えますよ。
次に通られる時にご確認くださいね。
以前に大津の方に抜けたのですが途中から道が狭くなり
ドキドキしながら運転しました(笑)
いつもありがとうございます。
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お茶畑 ()
2020-10-02 09:24:52

お早うございます。

埼玉でお茶と云えば狭山ですが、やはり狭山丘陵と云われる丘陵地帯が広がっています。
このわづか町も温暖な丘陵地帯が広がっているようですね
お茶畑は被写体としては抜群ですね
なだらかな丘陵に緑の段々が広がって
長閑で一日いても飽きないような気がします。

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Unknown (はりさん)
2020-10-02 16:54:07
信さん
こんにちは。
埼玉で茶所といえば狭山ですかインプットしておきます。
以前から茶畑の写真を撮りたかったのですが
イメージしていたのと違う写真になってしまいました。
やはり歩くか自転車で茶畑を巡って
素敵なポイントを見つけないといけませんね。
いつもありがとうございます。
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