はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

安達太良山で「ほんとの空」に会いました(後編)

2024-06-15 18:15:15 | 山歩き
ロープウェイの終点から歩くこと1時間30分、1700mの頂上に登頂することができました。

頂上には石の祠がありました。


あちらに見える山は、翌日に登る磐梯山です。


猪苗代湖も見えます。


頂上はなかなかの強風が吹いていました。


遠くには東北の名峰が並びます。名前を教えてもらったのですが忘れてしまいました(笑)


頂上の上の空は、やはり色がちがいました。


これから歩く稜線ですが、実は私の大好きな大分水嶺でした。(この時は気付いてなかったのです。)


火山が造った荒々しい景色です。


頂上から下りてきました。振り返ると、またちがった顔を見せてくれました。


牛の背(?)を進みます。


こんな所にもイワカガミが咲いていました。


そして、ここが爆裂火口です。


こわごわ覗き込む爆裂火口(沼ノ平火口)です。不思議な景色に圧倒されます。


ここが噴火したのは明治33年の事なので、そう遠い昔話ではありません。
大噴火により硫黄採掘所の72人が亡くなられたそうです。


風速10mを超える爆風が吹いていました。


頂上を振り返ります。


私たちは右のほうへ下りて行きます。


イワカガミの群生地がありました。


ミネズオウでしょうか(?)


頂上(左のピーク)が少しずつ遠くなります。


左手に見える山は鉄山(?)でしょうか。荒々しい山肌をしています。


ナナカマドでしょうか(?)


ゴツゴツした風景から穏やかな緑の風景になってきました。


ウラジロヨウラクでしょうか(?)


イソツツジでしょうか(?)


くろがね小屋まで下りてきました。耐震工事のため建て替えるそうで、営業はしていませんでした。


くろがね小屋の上に源泉があり、その温泉が翌日泊まる岳温泉の源泉でした。


タニウツギの咲く登山道を下山です。


くろがね小屋から登山口までの道が退屈で長い林道(一部旧道も)歩きでした。
しかも、ドロドロの箇所が沢山あり疲れました。

安達太良山は以前から名前はよく知っていた山なので、今回登ることが出来て良かったです。
景色も素晴らしく満足のいく山行となりました。

※登山日 2024.6.11