はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

嵐山の紅葉(祇王寺への道すがら)

2018-12-05 19:19:19 | 紅葉
11月30日に訪れた嵐山を綴っています。

トロッコ嵐山駅にやって来ました。ここから乗車する団体さんも多いようで大変賑わっていました。亀岡方面行きの切符は完売でした。



嵯峨野観光鉄道は1990年、JR山陰線の複線化に伴って廃線となったところに観光列車を走らせた路線です。9名の社員から出発した苦労話は有名です。今では嵐山観光の目玉のひとつになっています。私も乗ったことがあるのですが、もう十何年も前のことです。




嵯峨野観光鉄道はトロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅の7.3キロを走っているのですが、トロッコ嵯峨駅とトロッコ嵐山駅間の線路はJRと共用しています。




トロッコ嵯峨駅に向かってトロッコ列車が出て行きました。山陰線の下り線を使うようです。このトロッコ列車は単線のため、亀岡方面に向かう列車は客車(見えている最後尾)が先頭になります。




ちょっとトロッコ列車で時間を取りました(笑)トロッコ嵐山駅のすぐ前には小倉池があります。




池の周りの楓もいい感じに紅葉していました。




この池にはカワセミもいるそうなのですが、この時期は人の多さにびっくりして出てこないでしょう。




紅葉の道を進んでいくと常寂光寺に着きますが、人の多い常寂光寺には寄らないで先に進みます。




落柿舎も1枚だけ写して、先に進みます。落柿舎は芭蕉さんの門人の向井去来が営んだ庵です。芭蕉さんも三度ここを訪れたそうですが、その頃の嵯峨野はどんなところだったのでしょう。




二尊院を過ぎるとお目当の祇王寺も近いです。いつも気になる道がありますが、奥に入ったことはありません。




やっと祇王寺着きました。写真は、祇王寺の手前にある檀林寺です。




散り紅葉がきれいでした。



次回は祇王寺です。

※撮影日 2018.11.30