はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

黒部峡谷トロッコ列車で紅葉を満喫

2015-11-09 19:51:23 | 鉄道の旅
黒部川は北アルプス鷲羽岳に源を発し、険しい峡谷を流れながら、やがて日本海にそそぐ全長約85キロの川です。
宇奈月温泉から観光トロッコに乗れば、手軽に黒部峡谷が楽しめます。上廊下や下廊下ほどの迫力はありませんが、それなりに黒部峡谷が楽しめるのが嬉しいです。私も、廊下は歩いたことはありませんが…。

11月6日、紅葉真っ盛りの中をトロッコ列車に乗ることができました。天気もそこそこで山は秋色に染まっていました。まさに「紅葉は、こうよ!」と言いたくなるほど、気分も高揚!してしまいました。
 (トロッコ列車の出発点の宇奈月駅)

 (新山彦橋を渡るトロッコ列車:駅から)

 (宇奈月ダムあたりの紅葉)

 (上に同じ)

本当にすばらしい紅葉です。トロッコがトンネルを抜けこの景色が広がった瞬間、車内から歓声が上がりました。

 (後曳橋を渡るトロッコ)

この後曳橋の手前には、黒薙駅があり、20分ほど歩くと黒薙温泉があります。(この温泉のはなしは、6月10日のブログに書きました)

 (山の上から下まで紅葉です)

 (出平駅で、上り列車とすれ違い)

 (黒部川も美しいです)

 (上に同じ)

 (やっと鐘釣駅に到着)

このトロッコ列車は、宇奈月駅から終点の欅平駅まで約20キロを1時間15分ほどかけて走ります。11月のこの時期、窓無しの車両では、だんだんと寒くなってきます。(防寒対策はしていましたが…)

 (鐘釣駅あたりの紅葉)

 (トロッコ列車のヘッドマーク)

 (終点の欅平駅)

やっと、終点の欅平駅に到着です。今回は、すぐに引き返さねばなりませんでしたが、時間があれば足をのばして、名剣温泉や祖母谷温泉にも入ってみたいものです。

 (欅平駅から見た景色)

観光客は乗ることができませんが、実は、ここから黒四ダムまで軌道はつづいているのです。最近、竪坑エレベーターには乗れるようになったみたいですが、少しお高いような…。

黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に揺られながら紅葉のまっただ中を行くことは、憧れだっただけに実現することができて嬉しいです。来年は、どこで、どんな紅葉風景に出会えるのか楽しみはつきません。

今回はここまでです。富山県の旅は、まだつづきます。