はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

前田の殿様のまちをぶらり

2015-11-11 17:13:10 | 知らない街をぶらり
富山の旅、氷見の次は高岡です。高岡では、お約束の大仏と瑞龍寺を見学です。


瑞龍寺は、高岡を開いた前田利長の菩提寺です。そんな訳で、お墓まで立派な道がつづいていました。前田利長は、前田利家の嫡男で、秀吉死後の難局(関ヶ原でしょう)を乗り越え、加賀百万石の礎を築いた人です。後を継いだ腹違いの弟、利常もなかなかの人物だったようで、このあたりの話は『殿様の通信簿』磯田道史著(新潮文庫)に詳しく書かれています。


そろそろ富山県ともお別れをして金沢に向かいます。
高岡駅から城端線に乗って約3分で新高岡駅です。城端線の新高岡駅は無人駅なので、2両編成の車両は、1両目しかドアは開きませんのでご注意ください。
(城端線は藤子不二夫キャラでした)

新高岡と金沢は、新幹線で14分という近さです。
(北陸新幹線はくたか)

前田の殿様のまちへやって来ました。(2週間ほど前にも来たような…)
今回は、近江町市場とひがし茶屋街に行ってみましょう。小雨の降る中を歩いていきます。
近江町市場は、名前からして近江と関係があるんでしょうね?11月6日にカニが解禁になったということで、大にぎわいでした。
 

 

近江町市場から20分ほど歩けば、CMでもおなじみのひがし茶屋街です。ここも大にぎわいでした。


北陸新幹線開業で大にぎわいの金沢ですが、このまちの繁栄は、今から400年程前に徳川家康とのバランスゲームをうまく生き抜いた前田利長・利常のおかげでしょうね。