どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

なんで釣れないの?

2012-04-21 07:04:19 | 釣りのこと
本命の鯛はいまだに姿を見る事もなく、


第2候補のイサギもポツリポツリとしか釣れない状況…、


底におろすとアジは喰ってくるのだけど、これもだんだん型が小さくなってきた。


そして…、


ついに静寂が…、


最も恐れていた「何も釣れん!」時間がやってきた。


いくらコマセを撒こうが、棚を変えようが、何をやってもサッパリ喰わない。


ブリッジの魚探にはあきらかに反応が出ているのに、


な~~~んも喰わんし、潮も動いていない。


船長に聞いても「解らんわ、お手上げやな~」と、


ただ、例年GW前のこの時期に、突然食いが悪くなる事が多く、


GW明けからまた爆発的に釣れたりするのだそうだ。


そんな事で、あれこれやってみるが、N君が何かの間違いでガシラを釣っただけ、


僕は、ガシラが釣れたのを見て錘を底まで落としてみると、底はかなり荒い磯のような感じで、


それならと、先針にサンマの切り身をつけ、根魚狙い。


枝針には、万が一の鯛に備えてオキアミの2匹刺しで、天秤の錘を底から2mほど上げ、


仕掛けが底を這うような感じで、コマセ大きくゆっくりと振り出した。


もし根がかりしたら、その時点で本日終了のつもりだったので、思い切って底を狙ったのだけど、


その仕掛けに、ゴゴゴンとかなり大きなアタリが出た。


すかさず竿を立て、手巻きで出来るだけ早く巻き上げる、


でないと、根に潜られハリス切れ、なんて事は何度も見てきたし、やられてきた。


ドラグの糸が出る!


かなり強烈に引くので、この時はてっきりハタの大きいのがかかったと思っていた。



しばらくやり取りしていると、「異変」に気付いた船長や巨匠が寄ってきて、


「なんや?」「何が釣れたんや?」と騒がしくなって、


中層まで浮いてもまだしめ込む引きに、「これは鯛やね」と意見が一致。


じっくりと浮かせて、水中にぼやっと見える魚影がなんだか白っぽい…、


「もしかしてヘダイ?」と嫌な予感がしたが、


姿を見せたのは「石鯛」!


「やった!石鯛や!」と喜ぶ僕…。


「ええ~サンバソウやな~!」と巨匠。


釣り人と言うのはいつの時も「自分が釣ったら大きく、人が釣ったら小さくなる」ようだ。(爆)


結局、船長からもサンバソウと認定され、僕が釣り上げたサンバソウは39cm、


サンバソウとしてはかなりの大型である。(笑)


これで満足して、この日の釣りは終了。


「ダメモト」でと言って行ったのだから鯛が釣れないのはしょうがなかったけど、


よく超えたアジとイサギ、おまけのサンバソウでお土産は充分だった。


まあ、でも、船長が「釣れへんよ」って言う時はホンマに釣れへんのやな~って、


「船長のいう事は聞いた方がいい」と言うのを実感した釣りでおましたわ。


のっこみの大鯛は次回に持ち越し…。


次回は、椿で大鯛!なるかリベンジ…。ってかんじぃ~~~。