どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

悲しんでる暇が無い

2011-03-14 07:05:17 | ひとりごと
礫浦と迫間浦を襲った津波は、漁業施設に壊滅的なダメージを与えた。


養殖筏はロープが切れ、魚が入ったまま流されたり、重なったり…、


「惨状」という言葉しかないのか?というほどの状況。


何から手をつけていいのか?


まず、筏がどこにあるのか…


港を走る船にロープが巻きつく…。



当たり前に走る事もままならない状況の中、津波の余波もまだ続いていた。


一人ではどうする事も出来ず、普段は隠居しているような人まで船に乗り、


とにかく一つづつ、少しづつ、片付けを始めた。


ほんの3分で行ける「釣堀の筏」にいけない状況…。


釣り堀の施設は目で見る限り、「いつもの状態」だが、


はるか遠くから眺めてるだけなので、実際はどうかわからない。


確認に行くのに後2・3日はかかるだろう。



TVを見る暇もなく、津波を悲しむ暇もなく、目の前の山のように積もった作業をこなすのに精一杯。


皆、悲しむ事さえ出来ず、元に戻らないものを戻すのに必死になっている…。




お願い


礫浦の船には無線がありません、船同士、漁師間の連絡は携帯電話を使っています。


ご心配いただき電話をいただくのは本当にありがたいことだと思っています、


でも、もう暫く黙って見守っていてください、


船上での唯一の連絡ツールは、作業のみに使用したいのです。