本業は25日に無事終了。
オイラの仕事は22日で予定通り終了していたが、いつも年末はどこからか「応援」の要請が来る。
今年も「たすけて~」と仲のいい大阪の元請けさんから電話があり、3日間応援に行くことになった。
雪のちらつく中、3日間フルに頑張り何とか終了。
家に戻り、のんびりする暇もなく、礫浦行きの時間になってしまった。
かばんに着替えを詰め込み、出発。
いつものように6時5分前に事務所に到着。
缶コーヒーを飲んで、筏の割り振りをして、乗船の準備が朝一の仕事。
船の大きさや、お客さんの人数、その他もろもろを考慮しながら、桟橋でお客さんを捌いてゆく。
思い通りになれば気持ちいいが、準備に時間がかかるお客さんや、呼んでも返事をしてくれないお客さんなど、簡単なようでなかなか難しい。
ましてや年末で超満員、その上夜も明けておらず、真っ暗でお客さんの顔がわからないし、皆さん着ぶくれて嵩がたかい事この上ない。
中には寒いので車の中で待機している方も居たり…、結構大変なのだ。
送りが終わると、船に水槽を積み込み、水を張る。
桟橋で皆の船が戻ってくるのを待って事務所にいったん戻り、ミーティングが始まる。
放流の事、出荷の事、入荷の事、筏のメンテナンスの事や船の事。
その他、網換えや、魚の消毒など、大将から各メンバーに段取りが言い渡される。
この時、どこにどの魚が入っているのかわかっていないオイラはちんぷんかんぷんだが、適当に頷いておく。
どうせ帰るまでにも筏の場所は変更され、覚えてもすぐにわからんようになるのはいつもの事。
その都度、間違いのないように聞いたほうが無難なのだ。
ただ、何度も何度も聞かれる東(店長?)はイライラしてるみたいだが…。(笑)
7時15分には放流の仕込みに出発。
畜養のいけすから1回目の放流用の魚を積み込んでゆく。
鯛にシマアジ、ハタマス」、大鯛。
お客さんが多いときは基本的に2艘使うので「楽チン♪」だ。
今までで一番きつかったのは、何年か前の7月22日の放流祭。
9基の筏を全部一人で放流した事があったが、あんときは「死ぬんちゃうか?」と思うくらいきつかった…。
で、8時ころには各筏に放流。
そのまま、畜養生簀から近所の旅館や魚屋への小売分を仕込み、出荷する。
2回めの放流までの約1時間半に年末恒例「お買い上げ」の準備。
その間にもよっちゃんは餌やり、大将や東は選別や配達と、4隻の船もフル稼働。
魚を上げ、活絞めし、潮氷でさらに絞める、それを注文票通りに発砲ケースに詰め、発送する。
作業中にも、追加や、数の変更など、もうてんやわんやの忙しさだ。
時間に追われるように2回めの放流。
放流が終わった頃を見計らって、次は活魚の注文があちこちから入りだす。
これらはすべて、活魚のままよその問屋や釣堀に配達する仕事で、一番気を遣う仕事の一つ。
運んだ活魚はそのまま活魚運搬トラックに積み込まれ、各地に運ばれる。
長時間の運行に耐えれるよう、細心の注意で出荷する。
他の釣堀に配達するのもまた、結構気を遣う。
普段辨屋に来ているお客さんと配達先でばったり出会ったりすると、結構気まずい空気になったりもする。(笑)
配達用の2隻の船は西に東にとに走りまわり、なかなか陸に戻れない…。
少しの時間に交代で弁当を食べ、またすぐに沖へと向かう。
弁当を食べに事務所に戻ると、お正月用のカドマツ製作のまっただ中。
このお方、TVチャンピオンで優勝したガーデニングでは超有名な職人さん。
今年も商売抜きで一生懸命作ってくれた。
手作りの鯛とワラサ
1時には早上がりのお客さん、その後には船に氷を積み込み、釣堀の上りの準備をしておかないといけない。
そんな頃から、ぽつぽつ釣りをしているお客さんから電話が入ってくる…。
「全然釣れへんわ!しゃーないから鯛5枚買って帰るわ~」とか、
「シマアジ3枚、鯛3枚、なんぼ?」とか。
年末はお客さんもノルマがあるようで大変だ。
他にも、年末満員でこれなかったお客さんや、近所のおばちゃんなどなど、小口の注文がひっきりなしに入ってきたり、サザエやカキの袋詰めも…。
大人の忙しさがわかるのか、大将の愛娘もお手伝いに…。
それらをこなしていると、ホント、あっという間に時間が過ぎる。
ええっ、もうそんな時間?てなこともしばしば、ほんとバタバタなのだ。
2時5分前には桟橋に全員集合してお迎えの準備。
簡単な段取りを聞いて、全員臨戦態勢に…。
オイラは魚絞めの船に乗り込み、血まみれになる役。
二人で約120人分の釣果を絞めてゆく。
「釣堀」の仕事の中ではきつい仕事の一つで、「速さ」を要求されるので忙しさでは一番かも。
船の上で魚を絞め、桟橋に戻る。
お客さんに魚をお渡しした後は、スカリの洗浄とゴミの仕分け。
船も洗い、桟橋を洗って、駐車場の掃除をして、事務所前の掃除。
貸し竿の手入れをし、自販機の補充(これは大将の仕事)でひとまず終了。
時計を見れば3時40分。
ここまでで約10時間、ほとんど動きっぱなし。
この後は、新年に新設する筏(養殖用)の準備をして、すべての仕事を終えたのが5時少し前。
事務所で少しの時間、アホな話で盛り上がりる。
跡取り息子は「クレヨンしんちゃん」を尊敬し、こんな格好に…。
ふと窓の外を見ると、すでに真っ暗。
「また明日、がんばろやんな!」と忙しい1日が終わった。
オイラの仕事は22日で予定通り終了していたが、いつも年末はどこからか「応援」の要請が来る。
今年も「たすけて~」と仲のいい大阪の元請けさんから電話があり、3日間応援に行くことになった。
雪のちらつく中、3日間フルに頑張り何とか終了。
家に戻り、のんびりする暇もなく、礫浦行きの時間になってしまった。
かばんに着替えを詰め込み、出発。
いつものように6時5分前に事務所に到着。
缶コーヒーを飲んで、筏の割り振りをして、乗船の準備が朝一の仕事。
船の大きさや、お客さんの人数、その他もろもろを考慮しながら、桟橋でお客さんを捌いてゆく。
思い通りになれば気持ちいいが、準備に時間がかかるお客さんや、呼んでも返事をしてくれないお客さんなど、簡単なようでなかなか難しい。
ましてや年末で超満員、その上夜も明けておらず、真っ暗でお客さんの顔がわからないし、皆さん着ぶくれて嵩がたかい事この上ない。
中には寒いので車の中で待機している方も居たり…、結構大変なのだ。
送りが終わると、船に水槽を積み込み、水を張る。
桟橋で皆の船が戻ってくるのを待って事務所にいったん戻り、ミーティングが始まる。
放流の事、出荷の事、入荷の事、筏のメンテナンスの事や船の事。
その他、網換えや、魚の消毒など、大将から各メンバーに段取りが言い渡される。
この時、どこにどの魚が入っているのかわかっていないオイラはちんぷんかんぷんだが、適当に頷いておく。
どうせ帰るまでにも筏の場所は変更され、覚えてもすぐにわからんようになるのはいつもの事。
その都度、間違いのないように聞いたほうが無難なのだ。
ただ、何度も何度も聞かれる東(店長?)はイライラしてるみたいだが…。(笑)
7時15分には放流の仕込みに出発。
畜養のいけすから1回目の放流用の魚を積み込んでゆく。
鯛にシマアジ、ハタマス」、大鯛。
お客さんが多いときは基本的に2艘使うので「楽チン♪」だ。
今までで一番きつかったのは、何年か前の7月22日の放流祭。
9基の筏を全部一人で放流した事があったが、あんときは「死ぬんちゃうか?」と思うくらいきつかった…。
で、8時ころには各筏に放流。
そのまま、畜養生簀から近所の旅館や魚屋への小売分を仕込み、出荷する。
2回めの放流までの約1時間半に年末恒例「お買い上げ」の準備。
その間にもよっちゃんは餌やり、大将や東は選別や配達と、4隻の船もフル稼働。
魚を上げ、活絞めし、潮氷でさらに絞める、それを注文票通りに発砲ケースに詰め、発送する。
作業中にも、追加や、数の変更など、もうてんやわんやの忙しさだ。
時間に追われるように2回めの放流。
放流が終わった頃を見計らって、次は活魚の注文があちこちから入りだす。
これらはすべて、活魚のままよその問屋や釣堀に配達する仕事で、一番気を遣う仕事の一つ。
運んだ活魚はそのまま活魚運搬トラックに積み込まれ、各地に運ばれる。
長時間の運行に耐えれるよう、細心の注意で出荷する。
他の釣堀に配達するのもまた、結構気を遣う。
普段辨屋に来ているお客さんと配達先でばったり出会ったりすると、結構気まずい空気になったりもする。(笑)
配達用の2隻の船は西に東にとに走りまわり、なかなか陸に戻れない…。
少しの時間に交代で弁当を食べ、またすぐに沖へと向かう。
弁当を食べに事務所に戻ると、お正月用のカドマツ製作のまっただ中。
このお方、TVチャンピオンで優勝したガーデニングでは超有名な職人さん。
今年も商売抜きで一生懸命作ってくれた。
手作りの鯛とワラサ
1時には早上がりのお客さん、その後には船に氷を積み込み、釣堀の上りの準備をしておかないといけない。
そんな頃から、ぽつぽつ釣りをしているお客さんから電話が入ってくる…。
「全然釣れへんわ!しゃーないから鯛5枚買って帰るわ~」とか、
「シマアジ3枚、鯛3枚、なんぼ?」とか。
年末はお客さんもノルマがあるようで大変だ。
他にも、年末満員でこれなかったお客さんや、近所のおばちゃんなどなど、小口の注文がひっきりなしに入ってきたり、サザエやカキの袋詰めも…。
大人の忙しさがわかるのか、大将の愛娘もお手伝いに…。
それらをこなしていると、ホント、あっという間に時間が過ぎる。
ええっ、もうそんな時間?てなこともしばしば、ほんとバタバタなのだ。
2時5分前には桟橋に全員集合してお迎えの準備。
簡単な段取りを聞いて、全員臨戦態勢に…。
オイラは魚絞めの船に乗り込み、血まみれになる役。
二人で約120人分の釣果を絞めてゆく。
「釣堀」の仕事の中ではきつい仕事の一つで、「速さ」を要求されるので忙しさでは一番かも。
船の上で魚を絞め、桟橋に戻る。
お客さんに魚をお渡しした後は、スカリの洗浄とゴミの仕分け。
船も洗い、桟橋を洗って、駐車場の掃除をして、事務所前の掃除。
貸し竿の手入れをし、自販機の補充(これは大将の仕事)でひとまず終了。
時計を見れば3時40分。
ここまでで約10時間、ほとんど動きっぱなし。
この後は、新年に新設する筏(養殖用)の準備をして、すべての仕事を終えたのが5時少し前。
事務所で少しの時間、アホな話で盛り上がりる。
跡取り息子は「クレヨンしんちゃん」を尊敬し、こんな格好に…。
ふと窓の外を見ると、すでに真っ暗。
「また明日、がんばろやんな!」と忙しい1日が終わった。