今日は、通級の先生との懇談でした。
45分ぐらいかけて、じっくりとお話が出来ました。
「これまで支援学級のことをお話ししてきましたが、〇〇君は、通常学級で大きく成長してこられました。
〇〇君は通常学級で十分やっていけると思います。」
と、この席で、先生の方から言われました。
これまでは、「支援が必要な状況になれば、支援学級に入れるようにしておく」という保留状態だったのですが、来年度は、リストにあげなくても、通常学級でだいじょうぶだろうということでした。
高学年になり、精神的な面でも成長の差が出てくる時なので、もちろん、色々なところでフォローは必要なのですが、息子にとっては、通常学級で学ぶことが大きな成長となっているようです。
さらに、先生から次のようなお話をいただきました。
・息子は、勉強でも何でも、応用が利かずに経験したことしか分からないところがあるので、これからも、丁寧に見守り、その都度教えていこう。
・こうと思ったら、少しも道を外れられない、手を抜けない性格なので、色んなやり方や、手をぬくことも時には必要だと息子が思えるように、家庭でも、思った通りでなくても「まぁ、いいか!」というような姿勢を、親自ら見せてあげて、息子とそういう気持ちを共有しよう。
・うまく出来なかったからといって、それは、決して×ではない。自分のことでも他人のことでもそう思えるように、そういう言葉かけをしていこう。
「それが、これから大きな壁にぶつかった時に、強く生きる力になっていくと思います」と、言われました。
息子は、この通級の先生に、1年生からずっと見守っていただきながら学校生活を送ってきました。
毎年、クラスや担任の先生が変わる中で、先生の存在はとても大きいものでした。
その先生に、
「〇〇君、驚くほど成長されましたね。何も喋れなくて、お母さんの顔ばかり見ていた1年生の頃が嘘のようです。」
とおっしゃっていただき、目頭が熱くなって涙が溢れてきそうになりました。
本当に感謝の一言です。
息子が小学校を卒業するまで、先生にはこの学校にいてほしいと思うのですが、そればかりは分かりません。
ただただ、祈るばかりです。
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