やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

通級先生の奮闘・・・1

2016年12月11日 | 日記(息子・小5)

息子が、「FC(サッカークラブ)に戻りたい!」と言い出したことで、学校では、通級の時間にFCのことを話し合う時間を作ってくださいました。

ブログが前後しているので、この話は、12月2日のことです。

 

息子が、なぜ、FCに戻ろうと思ったのか・・・?

「公園でサッカーをして遊んでいた時に、1学年下の子から、『根性見せろ』って言われたから。」

と、答えたそうです。

 

「FCに戻ったときに心配なこと」を話し合ったとき、息子は、

「自分は、みんなと合わすことが弱い」

「人の気持ちが分かりにくい」

と、自分の弱点を発言していたそうです。

 

先生が心配していることとして、

・FCは、スクールと違って、勝つためにチームで頑張るところなので、〇〇の行動に対してバッシングが起こったときに〇〇が耐えられるのか?

・心がしんどくなって、学校に行けなくならないか?

・〇〇の良いところが失われて、〇〇が自分を見失ってしまわないか?

そんな話をしてくださったそうです。

 

それでも、息子は、「絶対FCで頑張れる!」と、言っていたそうです。

 

一緒に通級に通っている女の子は、バスケットボールは大好きだったけど、クラブでいじめに合い、やめることになった話をしてくださったそうです。

通級の先生も、息子さんが、心がしんどくなり、学校に行けない時期があったことを話をしてくださったそうです。

みんなが真剣に、時には涙を浮かべながら、それぞれの思いを伝え合ったそうです。

 

それでも、〇〇の決意は固く、崩れなかったので、

心がしんどくなると、体までしんどくなってしまうので、FCに戻ったとしても、「何か変だな」「しんどいな」と思ったときには、すぐに親や先生に伝えることを約束してほしい、

と、話してくださったそうです。

 

その日の昼休み、

「先生、いいこと考えた!」

と、息子は、一人で通級教室にやって来たそうです。

「1月になったら、1回FCの練習を見に行って、自分で頑張れるか確かめてから、入るわ!」と。

 

そういう話をお電話で私に伝えてくださった後、通級の先生は、

〇〇君は、『根性見せろ』と言われたことを、『FCに戻って、頑張れ』って言う意味で捉えているようですが、私は、〇〇君の話を聞いていて、何か違うように感じました。

〇〇君は、自分でも言っているように、人の気持ちを理解することが苦手です。

一度、その子にどういう意味で言ったのかを聞いてみようと思っています。」

と、言われました。

 

その時は、その子にまで話を聞いていただかなくても、息子と話をしてくださっただけで十分、

と、私は思っていました。

〇〇が「励ましてくれた」と思っているなら、たとえ、悪意やからかいで言われたものでも、そのままにしておいてほしい、とさえ思っていました。

 

でも、先生がそうして動いてくださったお陰で、見えてくるものがあったのでした。

 


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