やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

初戦突破

2023年08月02日 | 日記(息子・高校生)

7月29日、土曜日。

猛暑の中、13時半に息子達の初戦が始まります。

 

試合が行われるのは、清水蛇塚スポーツグラウンド。

 

この日は、主人が車でやってきて、清水駅で合流しました。

何しろ、蛇塚までのバスが2時間に1本、一日に5本しかないので、自家用車で自由に移動できるのは助かります。

 

息子達が泊っている旅館に車を停めさせてもらい、そこから歩いて15分程。

坂を上ったところにグラウンドがあって、着いた頃には汗だくです。

その上、選手たちが着替えをするクラブハウスしかなく、所々にベンチが置かれているものの日影が全くありません。

 

お昼時、太陽がちょうど真上にあるため、クラブハウスが作る影もほとんどありません。

ベンチは、熱したフライパンのよう。

 

熱中症危険アラートが出てますよ~。

運動は中止しようって・・・。

 

そんな中で、選手はサッカーをするのだから、本当にすごい!

 

息子は、前半の40分だけ出場しました。

 

チームは5-0と大勝したものの、息子自身はミスがあったり、あと一歩追いつけなかったりと、満足のいくものではなかったようです。

 

試合後、息子とすれ違ったとき、

「ボロボロや!

こいつは使えんやつって、この試合でみんなに思われた!」

と、しょげていました。

 

「この暑さの中、よう頑張ったよ!

〇〇にとっては、初めての大舞台やし・・・。

どうする?

もう限界やったら、帰ってもいいんやで。」

と、言うと、

「もうちょっと頑張ってみる。」

と、息子は、みんなと一緒に宿まで歩いて帰ることを選びました。

 

私達夫婦は、そこから車で40分程の静岡駅近くのホテルに泊まりました。

 

夜7時半頃、

「財布がない」

と、息子からLINEメッセージ。

 

カバンの中の物を全部出してから入れ直してみるよう言いましたが、見つからないようです。

 

「銭湯に置いてきちゃったかも」

と。

 

旅館には家族風呂しかないため、近くの温泉施設まで車で送り迎えしていただいているようです。

 

先生に言って、銭湯に確認してもらうようお願いして、それでも見つからなかったら仕方がないから、と、息子に伝えました。

 

約1時間後、

「見つかった!」

と、連絡がありました。

 

やはり、銭湯にありました。

先生がいなかったので、自分で歩いて銭湯まで行き、帰りは旅館の方が車で迎えに来てくれたそうです。

 

一人で歩いて行ったの~?

誰かに相談したの?

 

びっくりしましたが、無事に解決して良かったです。

 

息子には、

「すごい頑張ったな!」

と、メッセージを送りました。

 

離れていてもLINEでやり取りできるのは助かりますね。

 

 


in 清水市

2023年08月02日 | 日記(息子・高校生)

7月28日、令和5年度全国高等学校定時制通信制体育大会の第33回サッカー大会に息子が参加するため、静岡県清水市を訪れました。

 
新大阪駅に9時集合だったので、家を出たのは7時。
ちょうど通勤ラッシュが始まる頃で、こんなに混んでいる電車に乗るのは、午後から通学することが多い息子にとっては初めてでした。
 
 
実は、この全国大会の前にヘルプマークを取得しました。
 
 
息子は、
「『ヘルプマークなんか付けるな!』って、ネットに書かれてる。」
と、悪意を感じる書き込みに不安な様子。
 
 
「付けても付けなくても○○の自由やで。  
 
ヘルプマークを付けてたら、叫びたくなる程しんどい○○の気持ち、ちょっとは想像してくれるかもしれへん。
 
万が一の時は、名前と連絡先が書いてあるから、お守りみたいなもんや!」
 
 
結局、ヘルプマークはカバンのポケットのファスナーに付け、普段はポケットの中に隠しておいて、しんどいときにだけ外に出すことにしました。
 
 
通勤ラッシュ時の電車は、リモートワークをする人が増えたせいなのか、私が働いていた頃に比べると随分緩和されてはいますが、それでも、息子にとっては、大きな荷物を抱えて、人、人、人に囲まれて、と、パニックになりかねない状況でした。
 
幸い車輌の連結部に移動し、そこが運転席の付いている車輌どうしだったので、二人だけの空間を確保することが出来ました。
 
 
もし、息子を一人で行かせていたら、もうここでリタイアしていたかもしれません。
 
集合時間の少し前に新大阪駅に到着したので、いったん喫茶店に入ってクールダウンしました。
 
 
集合場所で顧問の先生に挨拶し、私は、息子達の新幹線が出発したのを確認してから、一本後の新幹線に乗りました。
 
 
清水文化会館で開会式が行われるため、清水駅で待機。
 
 
開会式には保護者は入れないのですが、
「しんどい。」
「近くまで来て!」
と、息子からLINEメッセージがあり、会館に向かいました。
 
 
息子を呼び出し、顔を見て「すぐ近くにおるから!」と言うと、少し安心したようにホールに戻って行きました。
 
 
会館には全国から代表チームが集まり、ユニフォームに着替えたり、学校旗を準備したりと、全国大会なんだという気持ちが高まってきます。
 
 
運営している方に、「保護者も見学できないか?」とかけあったところ、息子の学校の関係者として一緒に参加することは可能だと言われましたが、息子だけ保護者同伴なんて嫌だろうと思い、私はホールの外で待つことにしました。
 
 
開会式が始まると、楽曲の演奏や出場校を紹介する声が聞こえてきました。
 
 
息子がここにいるんだということが嬉しくて、猛暑も疲労も吹っ飛びます。
 
 
開会式後、ホールから出てきた息子に手を振ると、手を振り返していい笑顔で応えてくれました。
 
 
息子達は翌日の試合会場近くの旅館に向かい、私は清水駅近くのホテルに宿泊しました。
 
 
「どうしてもしんどくなったときは、すぐ迎えに行くで~!」
と、LINEメッセージを送信。
 
 
頑張れ~!!