やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「頑張らなあかん!」から「頑張るんだ!」に

2020年09月11日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

7日は、息子のメンタルクリニックに行ってきました。

 

この日、息子は6時間目だけ学校に行き、体育大会の応援練習に参加しました

6時間目が終わってすぐに病院に向かわないとカウンセリングに間に合わないため、学校まで迎えに行き、校門前に車を停めて息子を待っていました。

 

去年の今頃は、通級教室から帰ってくる息子を同じように校門前で待っていて、運動場で応援練習している生徒達の声を悲しく聞いていました。

この日は教室での練習だったので声が聞こえてくることはありませんでしたが、息子が体育大会に参加しようとしている、それ自体に胸にこみあがるものがあります。

 

さて、この日のカウンセリングは、息子が1時間、私が5分。

 

「最近の様子はどうでしょうか?」

 

「すごく、本当にすごく頑張ろうとしています。

けれど、それに心や体がついていかないのか、家では調子が悪いときが多いです。

『わ~っ!』

と、突然叫び声を上げたり、

『落ち着かへん。』

と言って、ぐるぐるぐるぐる歩き回っています。

それに、数分ごとに、

『ママ、こっち来て!』

『どこも行かんよな?』

って、声をかけてくることもあります。

『今日はずっと家におるよ。』

と、言ってるのに、またすぐに、

『どこも行かんよな?』

『ずっと一緒におってや。』

とか、言うんです。

どうしてあげたらいいんでしょうね?」

 

「不安で仕方がないのでしょうね。

本人も、

『やろうという意欲も出てきたし、やれることも増えてきたけど、調子が悪くなったり、落ち着かなくなることが多い。』

という風に言っていました。」

 

「調子が悪くなると分かっていても、本人がやろうとすることは応援してあげたらいいんですよね。」

 

「そうですね。

不安で調子が悪くなるのは当然でもありますし、何が不安なにさせるのか、カウンセリングでも考えていきたいと思います。

学校の先生は、家で調子が悪いことはご存じですか?」

 

「通級の先生が毎日『この時間は空いています』ってメールをくださるので、『調子が悪くて登校出来ません』みたいな返事はするのですが、どんな風にとかは詳しく言ってません。」

 

「学校の先生にも、『こういう状況です』ということを知ってもらっておいた方がいいと思います。

学校ではどうしても無理しがちだと思いますので。」

 

「そうですね。

修学旅行もありますし、その前にお話出来たらとは思っています。」

 

続く診察では、

「学校に行く時間も、やれることも増えてきたけど、家では調子が悪いです。」

と、息子は話していました。

 

「お母さんから見てどうでしょう?」

 

「本当にすごく頑張っていて、その反動なのか、家では調子が悪いことが多いです。

やろうという意欲はすごく感じるのですが、体がついていかない感じで本人も辛いのかなぁと・・・。」

 

「頑張ってるんですね。

間違いなく前進していますので、自信を持ってください!

次のカウンセリングは3週間後ですね。」

 

今回も「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方されました。

 

息子の調子が悪くなるのはいつものことですが、何かが変わった気がします。

うまく説明できませんが、息子の気持ちが「頑張らなあかん!」から「頑張るんだ!」に・・・。

 

もちろん、気持ちはあっても思うようにならないことが多いのですが、

「頑張ってるよ!」

「いつか結果が見えてくるよ!」

「調子が悪くなるのは当然だからね。」

の気持ちで応援していきたいと思います。