やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

水泳の補習でパニック!?

2018年08月02日 | 日記(息子・中学生)

風邪でプールの授業を1回休んでしまった息子。

中学校では、プールの授業を1回休むにつき、25mを8本、夏休みに水泳の補習に出て泳がなくてはなりません。

今日が補習の最終日でしたが、まだ息子の風邪はすっきり治りません。

 

たいしたことはないのですが、ときどき、痰が絡んで咳が出るようです。

頻繁ではなく本当にときどきなので、クラブは休まず参加しているのですが、プールとなると、万が一泳いでいるときに咳が出るとプールの水に菌をばら撒くことになるのでは・・・と、ずっと補習の参加を見送らせていました。

 

息子は、補習をどうしたらいいのか悩んで、昨日、サッカー部の顧問の先生に相談したところ、

「明日までに気合で治せ!」

と、言われたそうです。

 

「早めに補習を済ませず、ぎりぎりまで放っておくからこういうことになる。」

というようなことも言われたそうです。

 

息子は何も言い返さなかったみたいですが、後回しにしていたわけではなく、ずっと風邪が治らないから最終まで参加出来なかったのです。

体調管理の甘さということで、親の責任でもありますが。。。

 

結局は、

「明日の体調をみて、自分で判断するように。」

と、言われたそうです。

 

「気合で治せ!」は、叱咤激励だったのでしょう。

もしくは、ジョーク?

 

ところが、何でも思い詰めてしまう息子は、その夜、ものすごくうなされていました。

この暑さで、エアコン代節約のために息子も寝室で一緒に寝ているのですが、あんまりうなされているので、私の方が気になって眠れませんでした。

 

朝起きてからは、咳もしていなかったし、息子本人が「補習に出る」と言うので、そのまま学校へと送り出しました。

もし休ませると、「休んでよかったのかな?」と、ずっと心配し続けるかもしれないからです。

でも、今回はそれが「凶」と出てしまいました。

 

息子は、泳いでいるときに痰が絡んでしまい、パニックになって、息の仕方が分からなくなってしまったそうです。

息が出来なくて、過呼吸のような感じになってしまったというのです。

すぐに治まったようですが、補習どころではなく、しばらく休んで落ち着いてから帰ってきました。

 

本人は相当パニックになっていたそうですが、先生や周りの生徒達は、

「〇〇、何ふざけてん!って感じで、にやにや笑って、なかなか気付いてくれへんかった。」

と。

 

学校のプールで泳いでいるときに、そういうことが起きるとは想像しにくいでしょう。

けれど、「痰がからむ」=咳が出る以前にそういうことが起き得ると、なぜ考えてあげられなかったかと後悔しました。

こんなことで泳ぐのが怖くなったり、トラウマにならなければいいのですが・・・。

 

家に帰って来てからの息子は、

「胸のあたりが苦しい。」

「(クラブで)走ってるときに過呼吸になれへん?」

と、落ち着かない様子です。

 

「胸のあたりが苦しいのは、多分、怖かったこととかがストレスになって苦しく感じるんやと思うで。」

「息が出来なくなったのは、泳いでるときに痰が絡んだからやろ。

地上では、痰が絡んでもだいじょうぶ。

過呼吸になったとしても、ゆっくり息を吐くように心がければ自然に治るよ。

命にも別状ない。」

 

ただ、体は何ともなくても、ストレスによる痛みや疲れがあるのも事実です。

午後1時からのクラブは、大事を取って休むように勧めたのですが、

「行きたい!」

と、息子は言います。

 

1時からミーティングがあり、2時から紅白戦をするそうです。

運動場の使用に限りがあって、この日が引退前の3年生と大コートで紅白戦が出来る最後の日だというのです。

「ミーティングの間に落ち着くかもしれへんやん。」

と。

 

またまたクラブに参加させるか休ませるか、どっちを選んでも気がかりな展開です。

 

結局、息子を学校まで送って行き、顧問の先生に、

「どうしてもクラブに参加したいと言うので・・・。」

と、息子の様子を見ながら参加させていただき、もし、調子が悪くなれば薬を飲むように声をかけたり、家に連絡をくださるようお願いしました。

 

不安そうな息子を残して帰る、私の心はざわざわします。

 

「やらんと後悔するより、やって後悔する方がいいねん!」

が、君の信条だものね。

 

その勇気がすごい!