半田病院で危篤状態になり、
覚悟をしていたものの
命を繋ぐ事が出来た結果は
遷延性意識障害(植物人間)でした。
転院先の病院では髪の毛を短く切られたり
病院の対応に納得できない事が
多々ありましたが、
今思えば、
寝たきりで意思表示も出来ないママを
毎日、オムツを取り換えたり
身体を拭いたり口腔ケア―をしたり、
体位を変えたり・・・
看護婦さんは仕事とは言え
大変な労力を使ってくれたお陰で
ママは褥瘡も無く過ごせたのだと思うと
ママのケアーで精一杯で、
私達家族にまで寄り添う余裕が
なかったのかもしれません。
そのお陰で、
自宅で看取る事を決断する事が出来て
こうして最期にママと幸せな時間を持つ事が出来たのだと思うと
全てが必要で、全ての過程があったからこそ
今日に至ったのだと思います。
全てこれでよかったのだと。
ママは、段々と寝る時間が長くなってきて
目を開けるのも力が無いのか
半開きです。
体の水分が尿として出ているので、
段々と痩せ行くのを感じています。
でも苦しむ事無く、穏やかに
ママとの時間は流れて行きます。
ママ、まだ頑張っています。