日本での滞在を終えて、ジリアン先生は今朝、成田からイギリスに帰国されました。
私の住む半田での2日目の夜、私の両親と共にジリアンを我が家にお招きしました。
当然の事ながら英語は全く話せない両親。
その事は事前にジリアンには伝えてありましたが、「HELLO!!」っと父に挨拶したジリアンに、父は予想に反して「Nice to meet you! Thank you for taking care of my daughter!!」っと発言。
「あれ、喋れたの?」「もしかして、予習してきたの?」っと思い掛けない父の英語でのご挨拶に、皆で大爆笑したのでした。
今も父が人知れず英語を話す練習をしていたかと思うと、
笑えてしまいます。(^_^)
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話は変わりますが、18年前、私がイギリスのジリアンの元で人形の制作をしていた時の事。食事に出されたステーキを見て「日本では、薄くスライスした牛肉をお湯にくぐらせて食べる料理があって、そのお肉は口の中で溶けていくような感じでとっても美味しいのよ~♪♪」っと話しをしたら、彼女の旦那さんのボブが「ゆきこ!何を言っているんだ!肉は分厚くて、硬くないと肉じゃないよ!」っと反発。薄くスライスされた牛肉が売っていないイギリスで、日本のお肉の話をしても理解不能だったのです。
そんな事もあり、今回、私がジリアンに是非とも食べていただきたかった「しゃぶしゃぶ」を夕食に用意したのでした。
太る事を気にするので、脂が乗った霜降りの牛肉にあまりいい顔をしなかったジリアンでしたが、鍋の中で「しゃぶ♪しゃぶ♪」、お肉に火を通しつつ脂が抜ける事がわかったら、セサミソース(ゴマダレ)を付けながら「Nice!!」を連発♪
薄い日本のお肉を堪能したのでした。
「イギリスに戻ったら、ボブに日本のお肉の事を話してね~♪♪」っと私。
岡山では、中華に焼肉に日本食、名古屋では「しゃぶしゃぶ」。お布団に「こたつ」、「100円ショップ」に「新幹線」に・・・・・・今までに経験した事がない事を沢山の思い出に変えて、無事イギリスにご帰還。
「Gillian! See you next year!!」
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岡山で連日の皆さまの温かいご接待を受け、ぷっくり太ってしまった私です。
なんちゃって!笑(#^.^#)
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