
白き鳥の嘴と脚と赤き
M.Zuiko Digital ED 75-300/4.8-6.7
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新古今和歌集 巻第十 羇旅哥
伊勢より人につかはしける
女御徽子女王
908
人をなを
うらみつべしや宮こ鳥
ありやとだにも
とふをきかねば
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・
この「宮こ鳥」(みやこどり 都鳥)は
上の写真に撮ったユリカモメのことを指します。
『伊勢物語』の「九段 東下り」にはこうあります:
なほゆきゆきて
武蔵の国と下つ総の国との中に
いと大きなる河あり。
それをすみだ河といふ。
(中略)さるをりしも
白き鳥の嘴と脚と赤き
しぎの大きさなる
水の上に遊びつつ魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば
みな人見知らず。
渡しもりに問ひければ
これなむ都鳥
と言ふを聞きて
名にし負はば
いざこと問はむ都鳥
わが思ふ人はありやなしやと
とよめりければ
舟こぞりて泣きにけり。
そふだね
あなたも
わたしも
みんな
みんな
しらぬまに
いつのまにか
とほくに
とほくに
きてしまった
あは
あは
冬は枝の葉が落ちて
バードウオッチングにはいい季節です。
35mm換算すると
望遠端で600mm相当になる
ズームレンズを取り付けたE-P2 で
鳥の写真を撮ってます。
手ぶれ補正のおかげでしょう
三脚なしの手持ちでも
そこそこぶれずに撮れますよ。

スズメかな と思ったけれど

くちばしがするどいかぎ型
(トリミング)
M.Zuiko Digital ED 75-300/4.8-6.7
写真をとったときには
鳥の名前は分かりませんでした。
家に帰って現像し
拡大画像と図鑑とを見比べて
やっと名前が分かります(汗)
スズメみたいに見えますが
するどいかぎ型のくちばしで
モズと同定できました。
・
新古今和歌集 巻第十一 恋歌一
題しらず
亭子院*御哥
1019
おほぞらを
わたる春日のかげなれや
よそにのみしてのどけかるらん
・
・
*亭子院(ていじのいん)は宇多天皇の譲位後の後院
バードウオッチングにはいい季節です。
35mm換算すると
望遠端で600mm相当になる
ズームレンズを取り付けたE-P2 で
鳥の写真を撮ってます。
手ぶれ補正のおかげでしょう
三脚なしの手持ちでも
そこそこぶれずに撮れますよ。

スズメかな と思ったけれど

くちばしがするどいかぎ型
(トリミング)
M.Zuiko Digital ED 75-300/4.8-6.7
写真をとったときには
鳥の名前は分かりませんでした。
家に帰って現像し
拡大画像と図鑑とを見比べて
やっと名前が分かります(汗)
スズメみたいに見えますが
するどいかぎ型のくちばしで
モズと同定できました。
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新古今和歌集 巻第十一 恋歌一
題しらず
亭子院*御哥
1019
おほぞらを
わたる春日のかげなれや
よそにのみしてのどけかるらん
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*亭子院(ていじのいん)は宇多天皇の譲位後の後院



(写真はどれも M.Zuiko Digital ED 75-300/4.8-6.7 トリミング)
ツグミは体長が24cmある
かなり大きい鳥です。
タンパク質が貴重であった昔には
かすみ網で大量に捕獲して
焼き鳥にしてたそうですが・・・・