20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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久しぶりに上野へ

2024年04月18日 | Weblog
          

久しぶりに上野に行きました。
文化的要素の、全くない上野行きです。

ブレスレッドのゴムが切れそうになっていて、この3〜4年。
使っていませんでした。

外出先で、突然きれて、石がバラバラと転がるのが嫌で使っていなかったのです。
ゴムを付け替えてくださったのが、お店の若いお兄さん。

つけていただいている合間に(基本、カバンや、腕時計などを売っているお店で、外国人がたくさん、腕時計を見ていました)男性に人気のクロムハーツの指輪やブレスレッドなども、ショーウインドウに並んでいるのをみたりしていました。

ふと別のショーウインドウを見ると、ラピスラズリと水晶の、とてもキレイなブレスレッドがあります。
お兄さんに、
「ラピスラズリって石は、どんな効果があるんですか?」
と、聞いたら、
「単なる、ブレスレッドですよ。洋服に合わせた色を選べばいいだけですよ」
と、石にゴムを通しながら言いました。

ぷ、と、思わず吹き出しそうになりました。

このブレスレッドを作ってくれたご年配の男性は、誕生日から何から聞き出し、後生大事に、石の一つ一つの意味を説明し、選び出します。

それをその若い男性は、「単なるブレスレットですよ」と(笑)。

そんなものかもしれない。
それが、世代間感性の違いかもしれない。

でも、欲しくなり
「ちょっと、つけさせてください」と。
彼が、鍵を開けて取り出してくれました。
「ああ大きいわ。ブカブカ。いくつか石を間引きできない?」と聞いたら、
「どの辺りを取りますか?」
「うーん、この白い模様みたいなのが入っているのが、ちょっと嫌かな」といったら、
ラピスラズリっていうのは、こういう方解石の、模様が入っている石なんですけど」と。

なあんだ、石のことにも、詳しいんだ。
そう思いながら、二つ石を外してもらい、作り直していただくことになりました。

           

「外国人のお客さんは、こうした石には、興味を示しませんか?」
と聞いたら、
「腕時計や指輪などの方が、興味があるようです。女性が、この石、キレイと、ショーウインドウを見ることはありますが」と。
すらっとして、つるんとしたイケメンの彼は、どんな話でも、無表情で呟くだけ。
くどくどしいことには、興味ないって感じです。

なんだか、面白すぎて、脱力しました。
こんなもの、それくらい、軽く考えればいいものなのだと思ったら、心軽やか。

よし、と。
せっかく上野に来たのだからと、上野名物「みはし」で、十数年ぶりに「クリームあんみつ」を食べようといきました。
行列もなくて、すぐに入れました。
やっぱり「みはし」のクリームあんみつは、絶品。

求肥(写真、左の白いの2枚)、私は残しておく派です。
最後にクリームとあんこに絡めて、ペロリ。
大好きです。求肥。

上野の文化から、コロナをきっかけに、ちょっと遠ざかっています。
そろそろまた・・・。
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