20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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ゴジラのたまご

2017年07月29日 | Weblog

         

 このスイカ、「ゴジラのたまご」というネーミングの、スイカだそうです。

 ラグボーボールのような、細長い形。

 これだけで、お値段が1万円以上します。

 

 その昔、夫がアメリカに赴任していたとき、大学生だった娘と、夏休みのひと月を、夫の赴任先のアメリカで過ごしたことがあります。

 博士課程に進んだばかりの息子は、一人で日本でお留守番。

 彼は、その前年の夏休み、大学のジャズ研の友人たちとアメリカで2週間ほど、アパートを借りて、夜な夜なブルーノートなどに行き、ジャズ三昧の夏を過ごしていたのです。

 ですから、日本に残って、お勉強?

 

 さて、スイカです。

 夫の赴任先で、スーパーにお買い物に行くたびに目についたのが、このラグビーボールのような形をしたスイカでした。

 アメリカのスイカは、ほとんどが、「ゴジラのたまご」のような形をしたものでした。

 日本のようにカットされたものは売っておらず、いつも丸々一個を買ってきます。

 一個、4〜500円くらいだったと思います。

 スーパーでは、恰幅のいい女性たちが、こうしたスイカや、抱きかかえるのが大変なくらい大きなサイズのアイスクリームを、2個も3個も買って行きます。

 アメリカの冷蔵庫は、それらがぜんぶ入ってしまうくらい大きいのです。

 食洗機もオーブンも、何もかもがアメリカサイズです。

 

 さて、肝心のスイカ。

 アメリカのラグビーボールスイカは、日本のスイカのような繊細な甘さはなく、淡白なお味でした。

 この「ゴジラのたまご」はきっと、甘くてすごくおいしいのでしょうが、こんなネーミングと木の箱に入っただけで、一万円って、ちょっと高すぎない?と思ってしまいました。

 スイカ、大好きなんです。

コメント (2)
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